卓球のTリーグは19日、９月に無観客のリモートマッチとして開催する「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」に、東京五輪代表で女子世界ランク２位の伊藤美誠が不参加となったと発表した。

　伊藤は日本卓球協会を通じて「東京オリンピックまであと１年。小学生からの夢だった金メダルを獲得し、日本の皆さんにお見せしたいとの一心で日々、練習に励んでいます。ドリームマッチへの参加要請はとても光栄なことですが、今は自身の強化練習に集中させていただきたいと思います」と辞退の理由を説明。

　また、所属先のスターツも「伊藤選手は１年後の東京五輪を見据え、ＩＴＴＦ主催大会がいつ再開してもいいよう、日々強化に努めております。残念ながら本イベントへの参加は見送らせていただきますが、ファンの皆様をはじめ大会関係者の方々には、『東京五輪で金メダルを獲得することで、日本卓球界に貢献したい』という伊藤選手の想いを何卒ご理解いただき、これからも引き続き応援よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。
  　Tリーグは、世界卓球選手権釜山大会に出場予定の張本智和、水谷隼、丹羽孝希、宇田幸矢、森薗政崇、伊藤美誠、石川佳純、平野美宇、早田ひな、佐藤瞳の10選手に参加の呼びかけ、19日時点では丹羽と森薗の参加が決まっている。

構成●THE DIGEST編集部 

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