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格闘技・プロレス

ノア清宮海斗「“ばく進”します!」8.10に対戦する武藤敬司の名言を、クラブチッタ・特別興行で叫ぶ!

どら増田

2020.07.31

クラブチッタ川崎の特別興行で、8.10武藤敬司とのシングルに向けての思いを語った清宮。

クラブチッタ川崎の特別興行で、8.10武藤敬司とのシングルに向けての思いを語った清宮。

 プロレスリング・ノアは30日、神奈川・クラブチッタ川崎で特別興行『NOAH SANCTUARY』を開催した。クラブチッタ川崎は、無観客試合によるTVマッチを開催していた際、ノア特設アリーナの名称で使われていた会場で、建て替えられるまでは、星型の照明が特徴的なインディー団体や女子プロレスのメッカだった。建て替え後はあまり使用する団体がなかったが、ノアとしては今後も使っていきたい考えだという。

 メインイベントでは、TVマッチ出場率の高い清宮海斗が、原田大輔&タダスケとのトリオで、丸藤正道、小峠篤司&大原はじめと6人タッグで激突。試合は、大原のフィンランド式フォアアームをドロップキックで迎撃した清宮が、ジャーマンホイップで投げると、続けてタイガースープレックスを決めてカウント3。TVマッチの聖地で、有観客の中、勝利を収めた。

 試合後、マイクを握った清宮は「やっとクラブチッタにお客さんが戻ってきました。無観客の間、俺たちが試合ができたのは、クラブチッタさんの協力があったからです。ありがとうございます」と感謝。続けて「またこうやって、新しい応援方法などを進化して、ここに戻ってきたことが、僕はすごく嬉しいです」と会場を見渡した。

 さらに「8月10日、横浜文体、武藤敬司と俺はシングルマッチで闘います。こうやって、みんなが模索していって、文体のノアの大会を進化した大会にしたいと思います」と、武藤戦の報告とともに横浜文体大会への決意表明。最後に「みなさん!ついてきてくれますか?もっともっと盛り上がったプロレスリング・ノアにしてくれますか?」とファンに呼びかけて、拍手が起こると、「これからも俺が新しい景色を“ばく進“します!」と叫んで大会を締めた。
 
「"ばく進”します!」とは、今から25年前の1995年8月、新日本プロレス『G1クライマックス』で武藤が優勝した後のインタビューで叫んだ“名言”として知られており、清宮は「あえて使いました」という。

 バックステージで清宮は「ばく進するというのは俺の素直な気持ち」とコメント。「8.10横浜文体に向けて、全部の闘いに俺は1本の道ができていると思う。1つの闘いにも意味があると思ってる。その道を歩けるかどうか?これからの闘いに託されてると思うから。領域に行けるのか?踏み込めないのか?それは本当に俺次第。俺は行けると思ってるから、横浜文体でお客さんと一緒に、新しい景色を見せたい」と語り、ここから先は全ての闘いが繋がっていくという思いを抱いているようだ。

 ちなみに武藤戦のイメージについて「注意するところはわかっている」とした上で、「俺のエネルギーを全開にして、この業界のトップを狙うんだという気持ちをイヤになるぐらい武藤敬司にぶつけていく」と、8.10が待ちきれない様子。武藤戦はトップレスラーを目指す清宮にとって、越えなければならない壁。今度は武藤に勝って「“ばく進”します!」と叫びたい。

◆プロレスリング・ノア◆
『NOAH SANCTUARY』
2020年7月30日 観衆 169人
神奈川・クラブチッタ川崎(ノア特設アリーナ)
▼6人タッグマッチ(60分1本勝負)
○清宮海斗&原田大輔&タダスケ(18分53秒 タイガースープレックスホールド)丸藤正道&小峠篤司&大原はじめ●

文●どら増田

【動画】「"ばく進”します!」清宮海斗の熱いマイクパフォーマンスはこちら!

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