ゴルフ

「耐えた1日だった」畑岡奈紗がスコアを一つ縮め、1アンダー11位タイで最終日へ、野村敏京は1オーバー17位タイ

THE DIGEST編集部

2020.08.16

2日目のイーブンを1打縮めて、1アンダーで最終日を迎える畑岡。首位とは6打差。(C)Getty Images

 全英オープンの前哨戦ともいえる「ASIスコットランド女子オープン」の3日目が15日に行なわれ、世界ランキング5位の畑岡奈紗は、1アンダーの11位タイでホールアウトした。

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 初日は2オーバー、2日目はイーブンで終えた畑岡は、3日目、2番、7番でバーディを出して2アンダーと好調な滑り出しを見せる。このまま勢いに乗りたいところだったが、9番でバンカーショットがロングになり、ダブルボギーを叩き振り出しに。イーブンパーで前半を終える。

 後半の出だし10番でバーディを奪い、11番に臨んだところでバンカーに打ち込んだが、4打目で強気のロングパットをカップに落とすと、パーセーブで笑顔を見せる。15番でもバーディを決め、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダーで3日目を終えた。「なんとか耐えた1日だった。明日は1打でも少なく上がれるようにしていきたい」と最終日の抱負を語った。
 
 同じく2日目を畑岡と同じイーブンで回った野村敏京は、強く吹く風と、傾斜の強いグリーンを攻略できず、4バーディ、3ボギー。1ダブルボギーと波に乗れない展開となる。1オーバー、17位タイで3日目を終え「アンダーパーで終わるのが目標」と、明日へ視線を移した。

 首位は7アンダーのアサハラ・ムニョス。ステイシー・ルイスが6アンダーで2位につける。畑岡は首位と6打差となっており、最終日、上位に食い込むことができるか、期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部