８月23日に開催される、今シーズン初となる全国規模の陸上大会「セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京」を前日に控え、注目の男子100メートルに出場を予定している桐生祥秀、山縣亮太、多田修平、ケンブリッジ飛鳥ら４選手が会見に臨んだ。

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　豪華メンバーが集結した男子100メートル。選手たちも“ハイレベル”な戦いが強いられることを、それぞれが口にした。前日本記録保持者の桐生は「あまりタイムは気にせず優勝目指して走りたい」とコメント。一方、約１年３カ月ぶりのレースに挑む山縣は「今シーズン初戦ということで、しっかり次につながるレースができれば」と語った。

　レースを勝ち切るポイントとして、多田は「自分だけのレースに集中したら、力まずに最後まで走れると思うので、自分のレースだけに集中して走りたい」とコメント。またケンブリッジは、「後半が武器なので、自分の武器を出していけたらチャンスはある」と、それぞれが意気込みを述べた。
  　また、東京五輪のメインスタジアムである国立競技場で行なわれることについて、山縣は「サブグラウンドからメインまでの雰囲気だとか、ウォーミングアップからレースに向けての流れとかを主に確認して、来年オリンピックのイメージトレーニングに繋げたい」と先を見据えている。

　大会の模様はTBS系列全国ネットで生中継される。男子100メートル予選は、15時６分から、そして決勝は16時45分からを予定している。

構成●THE DIGEST編集部