とても18歳とは思えない、妖艶な雰囲気を醸し出している。

　フィギュアスケーターの平昌五輪金メダリスト、アリーナ・ザギトワが公式インスタグラム（@azagitova）を更新。夜にモスクワの街中に繰り出して撮影された、３枚の写真を投稿した。

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　夜景、星、フィルムと３つの絵文字だけを記し、スポーツブラ、上下ジャージ、スニーカーとすべて黒で統一したコーディネイトで登場。公園の柵に腰かけて笑みを浮かべれば、倒立したまま片手での180度開脚を披露し、最後の一枚では横断歩道を渡る謎めいたショットも。フラッシュで赤目になっていたり、少しピンボケな仕上がりだったりと、わざと古めかしいフィルム調で撮影されており、なにかの特別な取材かシューティングが行なわれたのかもしれない。

　普段の健康的なイメージとは異なる、見ているこちらがドキリとするようなムードのショット。画像をチェックしたインスタ・フォロワーたちからは賛辞の声が相次ぎ、「すっかり大人の色香が……」「美しさが溢れている」「マジで綺麗だな」「身体の柔らかさにビックリ！」「クールビューティー」「世界一美しいアスリートだ！」などなど、コメント欄が活況を呈している。
  　昨シーズンの途中に引退の意向を表明したものの、年明けに日本のテレビ番組で現役続行への想いを告白。精力的にトレーニングを再開したものの、長引くコロナ禍にあってさらに心境の変化があったのか、現時点で主だった公式大会へのエントリーは未定とされている。

　５月で18歳を迎え、先日にはロシア大統領府直轄のアカデミー（大学に相当）への入学を発表。将来的にスポーツキャスターとなることを夢のひとつに挙げ、ロシア国内で大人気のフィギュアスケート番組の司会進行役にも大抜擢された。インスタ上ではＰＲ告知の投稿がグッと増え、さまざまなジャンルのスポンサーから引っ張りだこの状態だ。

　はたしてこのまま第１線から距離を置き、引退を決意するのか。ロシア国内のみならず、世界中のファンが固唾を呑んで動向を注視している。

構成●THE DIGEST編集部