格闘技・プロレス

新日本『G1クライマックス30』直前優勝予想、本命は飯伏幸太の2連覇!対抗は闇に堕ちたあの男

どら増田

2020.09.19

大会初日に対戦する飯伏(左)と、オカダ(右)写真:滝川敏之

 新日本プロレスの毎年恒例となっている、最強戦士決定戦『G1クライマックス30』(以下『G1』)が19日、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)から開幕する。

 第1回大会から真夏に開催されていた『G1』だが、今年は東京オリンピック、パラリンピックシフトを敷いたため、30回目の節目にして、大会初の秋開催となった。また、新型コロナウイルスの影響で3月から来日不可能となっていた海外組が戻って来ることにより、例年同様、レベルの高いリーグ戦が全国で繰り広げられることになる。優勝決定戦が行なわれる10.18東京・両国国技館大会まで、1か月に渡って連日話題になるのは必死だ。

 今回は大会直前に、優勝予想をしてみたい。まずはAブロックから。

 Aブロックの本命は棚橋弘至から「神」を継承された昨年大会覇者の飯伏幸太を推したい。飯伏にとって難関は、オカダ・カズチカと対戦する9.19大阪大会だろう。ここを突破すると強敵は多いが、リーグ戦を優位に進めることができるのではないだろうか。

 因縁があるタイチ、ジェイ・ホワイト、そして一時は行動をともにしていた高橋裕二郎との一戦は油断すれば足元を救われかねないだけに、要注意だ。

 また、Aブロックは鷹木信悟が掻き回す可能性が高い。鈴木みのるとの再戦は10.16両国大会で組まれており、NEVER無差別級のベルトを取り返すためには負けられない試合となるだろう。
 
<Aブロック参加選手>
◇ゴールデン☆スター◇
飯伏幸太(4年連続 6回目の出場/2019年優勝)

◇ミスター・アスレチック◇
ジェフ・コブ(2年連続 2回目の出場)

◇レインメーカー◇
オカダ・カズチカ(9年連続 9回目の出場/2012年、2014年優勝)

NEVER無差別級6人タッグ王者 ◇STONE PITBULL◇ 
石井智宏(8年連続 8回目の出場)

◇The Assassin◇
ウィル・オスプレイ(2年連続 2回目の出場)

◇THE DRAGON◇
鷹木信悟(2年連続 2回目の出場)

NEVER無差別級王者 ◇プロレス王◇ 
鈴木みのる(2年ぶり 9回目の出場)

IWGPタッグ王者  ◇愛を捨てた聖帝◇ 
タイチ(2年連続 2回目の出場)

◇SWITCHBLADE◇ 
ジェイ・ホワイト(3年連続3回目の出場)

◇THE TOKYO PIMPS◇ 
高橋裕二郎(5年ぶり 7回目の出場)