ゴルフ

全米オープンでの“投げやり6パット”に批判止まず。「浅はかなプレーでした」との謝罪にも…

THE DIGEST編集部

2020.09.25

全米オープン3日目、18番でのダニー・リーの行動が問題となっている。(C)Getty Images

 今季のゴルフ4大メジャー「全米オープン」は、世界ランク9位ブライソン・デシャンボー(米国)が初のメジャー制覇を達成。日本勢では松山英樹が17位タイで幕を閉じた。ところが今もなお、PGAツアー1勝のダニー・リー(ニュージーランド)が同大会で起こした行動が、波紋を呼んでいる。

 大会3日目、ダニー・リーが2バーディ、5ボギーの3オーバーで最終18番を向かえた所で問題は起きた。3オンさせ、カップまで1メートルほどのパーパットをカップ左にそらしてしまったのだ。さらに、これの返しも外してしまい、無気力となったのか、その後は投げやりなプレーに。最終的に6パット目でようやくカップインした。プレー後、グリーンの外に寝かせていたキャディバックに向かって、パターを叩きつけ、そのまま投げ捨て去ったのである。

 ダニー・リーは、この行為を自身のTwitter(@dannygolf72)で謝罪した。「非常にプロフェッショナルではなく浅はかなプレーでした」と語り、続けて「この1週間怪我もあり耐え続け、フラストレーションが限界を超えた。でもこれはただの言い訳にすぎません」とコメントした。
 
 同投稿をチェックしたファンからは「プロフェッショナリズムの欠如だ」「1年間PGAツアーを辞めるべき」「努力を無駄にし、多くの人を傷つけた」「心と体を正してから戻ってこい」「自分を見つめ、もう一度やり直してください!」などと批判の声が相次いでいる。

 一方、「人生において誰でも間違いは犯します」「公の場で謝罪する勇気に称賛します」「重要なのは、ここから成長すること」などの意見も見られた。

構成●THE DIGEST編集部
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【動画】6パットの様子(2パット目から)&ダニー・リーの謝罪コメント