ボクシングのWBAスーパー＆IBF王者・井上尚弥（大橋）が、27日に自身のTwitter（@naoyainoue_410）を更新。「あんな大振りでは俺に当てる事はできないだろう。。。」と意味深なひと言をつぶやき、ファンの間で話題になっている。

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　冷静沈着な井上にしては珍しい挑発的な発言は、誰に向けたものかは明言されていない。しかし、タイミングから察するに、４月に井上との３団体統一戦を予定していたWBO同級王者のジョンリエル・カシメロ（フィリピン）と見ていいだろう。
  　カシメロは現地26日、アメリカのコネチカット州アンカスビルでWBO世界バンタム級タイトルマッチを戦い、３回TKOで３度目の防衛を達成していた。そして、その後のインタビューで「お前はモンスターじゃない。俺こそが真のモンスターだ。ナオヤ・イノウエは俺に怖気づいている。次はお前だ。今日の俺なら誰だってノックアウトできたよ」と井上を挑発する発言をしていたのだ。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期になった井上とカシメロの３団体統一戦の実現は目途が立っておらず、井上は10月31日（日本時間11月1日）にWBO同級１位ジェイソン・マロニー（オーストラリア）と対戦する。まずはこの試合を制して、”モンスター”の実力を見せつけたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部