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フィギュア

鍵山優真&佐藤駿、関東選手権でともに堂々シニアデビュー! 新SPプログラムを披露

THE DIGEST編集部

2020.10.03

高校2年生でともにシニアデビューを果たした鍵山(左)と佐藤(右)。写真は昨シーズン時のもの。(C)Getty Images

高校2年生でともにシニアデビューを果たした鍵山(左)と佐藤(右)。写真は昨シーズン時のもの。(C)Getty Images

 10月3日、関東選手権の2日目が行なわれ、フィギュアスケート男子部門では今シーズンがシニアデビューとなる鍵山優真と佐藤駿がそろって登場した。

 鍵山は昨シーズンの全日本選手権、四大陸選手権で銅メダルに輝き、1月のユースの冬季オリンピックで金メダルを獲得。佐藤はジュニア・グランプリファイナルの栄冠を獲得した若き日本のエースが、関東選手権という舞台で激突した。

 3日のショートプログラムでは鍵山が第一滑走。ヨーヨー・マ氏『Vocussion』にのせた軽快な演技を披露。冒頭の4回転サルコー・3回転トゥループのコンビネーションジャンプを成功させると、2本目の4回転トゥループもこらえて着氷。続くトリプルアクセルも着氷し、危なげないパフォーマンスをみせた。演技後には「疲れた…」とこぼしていたが、98.46点を獲得する。
 
 続く佐藤は、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の曲にのせ、バイキングをほうふつとさせる衣装で登場。冒頭の4回転・3回転トゥループをGOE4.75点を叩き出す美麗ジャンプで成功させるが、2本目に予定していた4回転ルッツは3回転となり着氷が乱れ、3本目のトリプルアクセルは転倒。しかし、音楽に乗せてバイキングの荒々しさを感じさせる演技や、音にのせた滑らかなスピンを披露した。獲得したスコアは77.90点となっている。
 
 3日目にはフリープログラムが行なわれる。4回転ジャンプを盛り込んだフリーの演技で、よきライバル関係にある同世代ふたりの演技に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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