フィギュアスケート世界ジュニア選手権の男子フリーが(FS)が6日(日本時間7日)、エストニアのタリンで行なわれ、日本代表の鍵山優真は準優勝、佐藤駿は6位となった。
ショートプログラム(SP)1位で臨んだ鍵山は、おなじみとなったサスペンダーのコスチュームで『映画「タッカー」より』の演技。四大陸選手権ではジュニアながらも3位に入るなど、強さを見せていた鍵山だったが、ジュニア大会ではそれがプレッシャーになったのか、冒頭の4回転トゥループで転倒する。その後の4回転トゥループ、トリプルアクセル2本を成功させ、持ち直したかに見えたが、後半のトリプルアクセルで回転が抜け、演技を終えると悔しそうな表情をにじませた。
鍵山の得点はフリーで5位の145.93点、合計231.75点。SPで2位につけていたアンドレイ・モザレフ(ロシア)が、自己ベストの160.78点をマークし合計245.09点で優勝した。
19番目に滑走した佐藤は、鍵となる冒頭の4回転ルッツが抜けて2回転に。コンビネーションは着氷の乱れがが生じ、2回目の4回転トゥループも転倒する。その後トリプルアクセル2本を成功させるも、演技後は失意の表情でリンクを後に。得点は142.32点、合計221.62点で6位となった。
2人ともこの世界ジュニア選手権を最後にシニアへ転向する予定となっており、ワンツーフィニッシュの声も聞かれたが、無念の結果となった。しかし、この年齢での技術力の高さと良きライバル関係があれば、さらに磨かれていくに違いない。今後の男子フィギュアスケート界の未来に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】ジュニア世代のツートップ・鍵山優真&佐藤駿が氷上をフレッシュに舞う!
ショートプログラム(SP)1位で臨んだ鍵山は、おなじみとなったサスペンダーのコスチュームで『映画「タッカー」より』の演技。四大陸選手権ではジュニアながらも3位に入るなど、強さを見せていた鍵山だったが、ジュニア大会ではそれがプレッシャーになったのか、冒頭の4回転トゥループで転倒する。その後の4回転トゥループ、トリプルアクセル2本を成功させ、持ち直したかに見えたが、後半のトリプルアクセルで回転が抜け、演技を終えると悔しそうな表情をにじませた。
鍵山の得点はフリーで5位の145.93点、合計231.75点。SPで2位につけていたアンドレイ・モザレフ(ロシア)が、自己ベストの160.78点をマークし合計245.09点で優勝した。
19番目に滑走した佐藤は、鍵となる冒頭の4回転ルッツが抜けて2回転に。コンビネーションは着氷の乱れがが生じ、2回目の4回転トゥループも転倒する。その後トリプルアクセル2本を成功させるも、演技後は失意の表情でリンクを後に。得点は142.32点、合計221.62点で6位となった。
2人ともこの世界ジュニア選手権を最後にシニアへ転向する予定となっており、ワンツーフィニッシュの声も聞かれたが、無念の結果となった。しかし、この年齢での技術力の高さと良きライバル関係があれば、さらに磨かれていくに違いない。今後の男子フィギュアスケート界の未来に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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