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ラグビー

「ラグビーW杯でもそこかしこで…」韓国の女子大教授が“旭日旗問題”でまた噛み付いた!

2019.09.26

ラグビーの試合会場では昔からよく見られた旭日旗。またしても韓国から不満の声が上がった。(C)Getty Images

ラグビーの試合会場では昔からよく見られた旭日旗。またしても韓国から不満の声が上がった。(C)Getty Images

 もはや、グウの音も出ない。日本の旭日旗を糾弾し続けている韓国の大学教授が、ラグビー・ワールドカップでもそこかしこで濫用されていると告発し、韓国国内で波紋を広げているのだ。

 以前から旭日旗に関して撲滅キャンペーンを展開してきたのが、韓国のソンシン女子大学教養学部で教授を務めるソ・ギョンドク氏とその研究チーム。9月25日に自身のSNSを更新し、現在日本で開催されているラグビー・ワールドカップにおいても、旭日旗を模したデザインが多用されていると噛み付いた。

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 韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル』は、次のように同教授の意見を紹介している。


「開幕式から競技場内の外国人たちが、旭日旗模様の鉢巻をして応援する写真が多く見られた。また、東京の至るところでも(旭日旗が)見つかったとネットユーザーが情報提供してくれている。西洋人は日本の旭日旗がドイツのハーケンクロイツのような戦犯旗であることをよく知らないまま、使用したのだろう。このような応援自体を制限しない主催国、日本がなによりも問題なのだ」
 さらに教授は「ラグビー・ワールドカップが開かれている日本のみならず、本大会に進出したさまざまな国で、旭日旗模様を利用した映像や案内板などが製作されている」と指摘し、「こうしたすべての状況について、ラグビー・ワールドカップを主管する『ワールドラグビー』に抗議する予定であり、全世界に全方位で使われている旭日旗をなくすため、さらに積極的な広報活動を展開していくつもりだ」と断言した。

 先日も韓国国内では、東京パラリンピックのメダルデザインが旭日旗をモチーフにしているとの意見が相次ぎ、活発な議論を巻き起こした。はたしていつまで、この主張は繰り返されるのだろうか──。

構成●THE DIGEST編集部
参照元●スポーツソウル日本語版

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