日本のモンスターがやってのけた。
現地時間10月31日、ラスベガスのMGMグランドガーデンで、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、同級上位ランカーのジェイソン・モロニー(オーストラリア)と防衛戦に臨み、7回KO勝ちで、見事に制した。
ハロウィンの夜に躍動したのは“モンスター”だった。
序盤は互いの出方を伺う一進一退の攻防が続いたものの、6回に左フックのカウンターでダウンを奪った井上は、後退するモロニーから主導権を握ると、7回に渾身の右ストレートを炸裂。これが相手の顔面にクリーンヒットしてKO勝ちを収めた。
挑戦者の勢いに飲まれずに「ラスベガスだから相手を倒しきる」という宣言通りのノックアウト勝ちを収め、防衛を果たした井上には、海外メディアも驚嘆している。アメリカのボクシング専門メディア『Boxing Scene』は、「イノウエは見事に7回で仕留めた」と絶賛した。
「立ち上がりからイノウエの力が発揮された。ラウンドが進むごとにモロニーを罰し、破壊し続けた。そして7回に重たいカウンターを命中させ、コンテストは終了した」
初のラスベガスでの大一番で、チャンピオンらしく巧者ぶりを発揮した井上。試合後には、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)戦の可能性も示唆した“モンスター”の今後からも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間10月31日、ラスベガスのMGMグランドガーデンで、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、同級上位ランカーのジェイソン・モロニー(オーストラリア)と防衛戦に臨み、7回KO勝ちで、見事に制した。
ハロウィンの夜に躍動したのは“モンスター”だった。
序盤は互いの出方を伺う一進一退の攻防が続いたものの、6回に左フックのカウンターでダウンを奪った井上は、後退するモロニーから主導権を握ると、7回に渾身の右ストレートを炸裂。これが相手の顔面にクリーンヒットしてKO勝ちを収めた。
挑戦者の勢いに飲まれずに「ラスベガスだから相手を倒しきる」という宣言通りのノックアウト勝ちを収め、防衛を果たした井上には、海外メディアも驚嘆している。アメリカのボクシング専門メディア『Boxing Scene』は、「イノウエは見事に7回で仕留めた」と絶賛した。
「立ち上がりからイノウエの力が発揮された。ラウンドが進むごとにモロニーを罰し、破壊し続けた。そして7回に重たいカウンターを命中させ、コンテストは終了した」
初のラスベガスでの大一番で、チャンピオンらしく巧者ぶりを発揮した井上。試合後には、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)戦の可能性も示唆した“モンスター”の今後からも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部