27歳のチャンプが貫録のKO勝ちを収めた。
現地時間10月31日、ラスベガスのMGMグランドガーデンで、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、同級上位ランカーのジェイソン・モロニー(オーストラリア)と対戦して7回KO勝ちで、防衛を果たした。
序盤戦はやや押された井上だったが、徐々にペースを握ると、6回に左フックのカウンターでダウンを奪取。これで後退したモロニーから7回に「納得のいくパンチだった」と自画自賛する渾身の右ストレートで炸裂。見事にKOしてみせた。
無観客という異例のラスベガス・デビューにも動じずに貫録の勝利をあげた井上。世界戦15連勝は、あの13度連続防衛記録を持つ元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の14連勝を抜く日本人単独1位の記録となった。
注目度の高かった一戦を制した井上のファイトには、海外識者たちも感嘆している。英紙『The Daily Telegraph』のジェイミー・パンダラム記者は、自身のツイッターで次のように絶賛している。
「イノウエは全く別次元の獣だ。速いフットワークとパンチ力はマニー・パッキャオを彷彿とさせてくれる。モロニーは7回でKOされたが、ステップアップをするうえで何も恥ずべき結果ではない」
また、オーストラリアのスポーツライターであるダビド・リッシオ氏もツイッターで、井上のパフォーマンスを興奮気味に称えた。
「狙い通りだった。モロニーには心から敬意を表する。日本から真のスーパースターになるポテンシャルを持った男が登場した」
海外から高評価を集める井上。日本が誇る“モンスター”への賛辞はしばらく収まる気配がない。
【井上尚弥PHOTO】20勝17KO無敗の最強王者!世界が恐れる"モンスター"の厳選ギャラリー
構成●THE DIGEST編集部
現地時間10月31日、ラスベガスのMGMグランドガーデンで、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、同級上位ランカーのジェイソン・モロニー(オーストラリア)と対戦して7回KO勝ちで、防衛を果たした。
序盤戦はやや押された井上だったが、徐々にペースを握ると、6回に左フックのカウンターでダウンを奪取。これで後退したモロニーから7回に「納得のいくパンチだった」と自画自賛する渾身の右ストレートで炸裂。見事にKOしてみせた。
無観客という異例のラスベガス・デビューにも動じずに貫録の勝利をあげた井上。世界戦15連勝は、あの13度連続防衛記録を持つ元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の14連勝を抜く日本人単独1位の記録となった。
注目度の高かった一戦を制した井上のファイトには、海外識者たちも感嘆している。英紙『The Daily Telegraph』のジェイミー・パンダラム記者は、自身のツイッターで次のように絶賛している。
「イノウエは全く別次元の獣だ。速いフットワークとパンチ力はマニー・パッキャオを彷彿とさせてくれる。モロニーは7回でKOされたが、ステップアップをするうえで何も恥ずべき結果ではない」
また、オーストラリアのスポーツライターであるダビド・リッシオ氏もツイッターで、井上のパフォーマンスを興奮気味に称えた。
「狙い通りだった。モロニーには心から敬意を表する。日本から真のスーパースターになるポテンシャルを持った男が登場した」
海外から高評価を集める井上。日本が誇る“モンスター”への賛辞はしばらく収まる気配がない。
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構成●THE DIGEST編集部