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格闘技・プロレス

「パッキャオを彷彿とさせる」井上尚弥の“衝撃ラスベガス・デビュー”に海外識者も驚嘆!「別次元の獣だ」

THE DIGEST編集部

2020.11.01

王者らしい落ち着いた試合運びで防衛を果たした井上に海外からの賛辞が止まらない。 (C) Getty Images

王者らしい落ち着いた試合運びで防衛を果たした井上に海外からの賛辞が止まらない。 (C) Getty Images

 27歳のチャンプが貫録のKO勝ちを収めた。

 現地時間10月31日、ラスベガスのMGMグランドガーデンで、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、同級上位ランカーのジェイソン・モロニー(オーストラリア)と対戦して7回KO勝ちで、防衛を果たした。

 序盤戦はやや押された井上だったが、徐々にペースを握ると、6回に左フックのカウンターでダウンを奪取。これで後退したモロニーから7回に「納得のいくパンチだった」と自画自賛する渾身の右ストレートで炸裂。見事にKOしてみせた。

 無観客という異例のラスベガス・デビューにも動じずに貫録の勝利をあげた井上。世界戦15連勝は、あの13度連続防衛記録を持つ元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の14連勝を抜く日本人単独1位の記録となった。
 
 注目度の高かった一戦を制した井上のファイトには、海外識者たちも感嘆している。英紙『The Daily Telegraph』のジェイミー・パンダラム記者は、自身のツイッターで次のように絶賛している。

「イノウエは全く別次元の獣だ。速いフットワークとパンチ力はマニー・パッキャオを彷彿とさせてくれる。モロニーは7回でKOされたが、ステップアップをするうえで何も恥ずべき結果ではない」

 また、オーストラリアのスポーツライターであるダビド・リッシオ氏もツイッターで、井上のパフォーマンスを興奮気味に称えた。

「狙い通りだった。モロニーには心から敬意を表する。日本から真のスーパースターになるポテンシャルを持った男が登場した」

 海外から高評価を集める井上。日本が誇る“モンスター”への賛辞はしばらく収まる気配がない。

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構成●THE DIGEST編集部
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