「イノウエとモロニーはお互いに海に住んでいる、弱い生き物だ」
"宿敵"井上尚弥の圧巻の防衛にも、WBO王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は強気な態度を崩さない。
WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が、WBA同級2位のジェイソン・モロニー(オーストラリア)との防衛戦に臨み、7回2分59秒でKO勝ちを収めた。
7回に渾身の右ストレートを相手の顔面に打ちこんでモロニーを粉砕し、これ以上にない完璧なラスベガス・デビューを飾った井上。そんな日本のチャンプに執拗な挑発を繰り返してきたカシメロも黙ってはいなかった。
フィリピン・メディア『Rappler』は、「カシメロはイノウエのKO勝利を歓迎しなかった」と、試合後に更新されたフェイスブックの内容を紹介。そこには「あいつらはお前が強いとか言っていたが、お前は俺を傷つけることすらできない」と井上に向けた挑発的な言葉が並べられた。
「なぜボブ・アラムとイノウエが恐れているのかが、この試合で分かっただろう。唯一、クワドロ・デ・アラス(カシメロ)だけが強いんだ」
今年4月に開催予定だった3団体統一戦が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になって以降、「逃げたのはイノウエだ」「俺が真の"モンスター"だ」と挑発を繰り返しているカシメロは、モロニー戦の井上については、「亀(のろまの意味)だ」と揶揄した。
「亀が魚(モロニー)を捕まえるのに長い時間かかったな。お互いに海に住んでいる、弱い生き物だ」
さらにモロニー戦後のフラッシュインタビューで井上が「計画としては、次はドネアとウーバーリ。WBOのカシメロもいる。どの選手もターゲットなので、タイミングの合う方とやりたい」と口にしたことにもフィリピンの王者は過敏に反応している。
「俺たちが顔を合わせる前に、ウーバーリとドネアの勝者を優先させるのか? マジで怖がってるんだな。亀野郎」
相変わらずの挑発を連発するカシメロ。一部メディアでは来年3月に念願の3団体統一戦を行なう予定だと報じられているが、井上との因縁の対決は実現するだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【井上尚弥PHOTO】20勝17KO無敗の最強王者!世界が恐れる"モンスター"の厳選ギャラリー
"宿敵"井上尚弥の圧巻の防衛にも、WBO王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は強気な態度を崩さない。
WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が、WBA同級2位のジェイソン・モロニー(オーストラリア)との防衛戦に臨み、7回2分59秒でKO勝ちを収めた。
7回に渾身の右ストレートを相手の顔面に打ちこんでモロニーを粉砕し、これ以上にない完璧なラスベガス・デビューを飾った井上。そんな日本のチャンプに執拗な挑発を繰り返してきたカシメロも黙ってはいなかった。
フィリピン・メディア『Rappler』は、「カシメロはイノウエのKO勝利を歓迎しなかった」と、試合後に更新されたフェイスブックの内容を紹介。そこには「あいつらはお前が強いとか言っていたが、お前は俺を傷つけることすらできない」と井上に向けた挑発的な言葉が並べられた。
「なぜボブ・アラムとイノウエが恐れているのかが、この試合で分かっただろう。唯一、クワドロ・デ・アラス(カシメロ)だけが強いんだ」
今年4月に開催予定だった3団体統一戦が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になって以降、「逃げたのはイノウエだ」「俺が真の"モンスター"だ」と挑発を繰り返しているカシメロは、モロニー戦の井上については、「亀(のろまの意味)だ」と揶揄した。
「亀が魚(モロニー)を捕まえるのに長い時間かかったな。お互いに海に住んでいる、弱い生き物だ」
さらにモロニー戦後のフラッシュインタビューで井上が「計画としては、次はドネアとウーバーリ。WBOのカシメロもいる。どの選手もターゲットなので、タイミングの合う方とやりたい」と口にしたことにもフィリピンの王者は過敏に反応している。
「俺たちが顔を合わせる前に、ウーバーリとドネアの勝者を優先させるのか? マジで怖がってるんだな。亀野郎」
相変わらずの挑発を連発するカシメロ。一部メディアでは来年3月に念願の3団体統一戦を行なう予定だと報じられているが、井上との因縁の対決は実現するだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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