新日本プロレスは2日、『Road to POWER STRUGLLE』東京・後楽園ホール大会を開催した。
メインイベントではIWGPタッグ選手権試合、チャンピオンチームのタイチ&ザック・セイバーJr.に後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が挑戦。6人タッグに続いて初のタッグ王座戴冠に燃えるYOSHI-HASHIは、序盤からフル回転。後藤も期待に応え、CHAOSタッグが果敢に攻め込んでいく。だが、鈴木軍タッグがインサイドワークを駆使しながら、着実にダメージを蓄積させると、一進一退の攻防の末、最後はタイチがザックと共にザックメフィストでYOSHI-HASHIを沈め、王者組が2度目の防衛に成功している。
疲労困憊で王者組がリングに倒れ込んでいると、解説をしていた矢野通がリング登場し「ハイ!というわけで!このような激闘のあとにひじょーーに申し訳ございませんが!私に1言2言……いや、3言ほどお時間をいただけますでしょうか!お前!ザック・セイバーJr.と矢野通はこの数日間、来る日も来る日も、私がコーナーマットを外してはコイツが付け!外しては付け!外しては付け!外しては付け!を!繰り返してまいりました!さぞイライラしたでしょう!だがしかし!人の倍!いや、100倍!いや!1000倍!いや、2000倍!俺のほうがイライライライラ…してたんだよバカヤロー!というわけで!この状態、そう!ノーコーナーパッドルールで! 11月7日、大阪!KOPWを!争おうじゃないかこのヤロー!」と11.7、大阪府立体育会館大会で「KOPW 2020」争奪戦を行なうザックに対し、"ノーコーナーパッドルール"を提示した。
バックステージでザックは、「ショッパイトロフィー!俺らが持ってるIWGPタッグのベルトと比べるとゴミ同然だ!俺たちがせっかく輝かしい勝利を挙げたのに、ヤノが出てきてスポットライトを横取りしやがった!恥を知れよな!ヤノ、子どもじみた真似しやがって! 俺たちはたった今、大事なタッグのベルトを防衛したっていうのに、おまえが『KOPW2020』のトロフィーを持って割り込みやがった。あんなショッパイトロフィー!『KOPW』のトロフィーなんかどうでもいい。おまえを倒した後であのトロフィーをゴミ箱に捨ててやる!"ノーコーナーバトル"がおまえのリクエストか? じゃ、俺からの提案だ。リングの周りにピラニアを用意して試合するルールはどうだ? 電流爆破マッチでもいいぞ。ルールが何であれ、試合開始1分以内におまえをタップアウトさせてやる。おまえは引退して解説者をやっていればいいじゃないか。どうせレスラーとしては何の価値もないんだからな!」と矢野に怒り心頭。
しかし矢野は「ハイ!というわけで!先ほど、私がリング上で言った通り、11月7日大阪!(手に持っていた『KOPW2020』のトロフィーを突き出し)『KOPW2020』、それは!『ノー・コーナーマット・ルール』で、アイツも承諾したな!承諾したな!承諾したな!ということは!コーナー取ったり取らなかったりの……イヤイヤイヤイヤイヤ!イヤイヤはもう、ない! ということは、俺の、勝ちーっ!」と叫び、早くも勝利宣言をした。
◆新日本プロレス◆
『Road to POWER STRUGLLE』
2020年11月2日
東京・後楽園ホール 観衆 696人
▼IWGPタッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>○タイチ&ザック・セイバーJr.(34分20秒 片エビ固め)後藤洋央紀&YOSHI-HASHI●<挑戦者組>
※ザックメフィスト
※第87代王者組が防衛に成功
文●どら増田
【G1 CLIMAX30 PHOTO】パワーファイトの応酬となった最終戦に勝利した飯伏幸太が7勝を挙げ決勝に進出
メインイベントではIWGPタッグ選手権試合、チャンピオンチームのタイチ&ザック・セイバーJr.に後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が挑戦。6人タッグに続いて初のタッグ王座戴冠に燃えるYOSHI-HASHIは、序盤からフル回転。後藤も期待に応え、CHAOSタッグが果敢に攻め込んでいく。だが、鈴木軍タッグがインサイドワークを駆使しながら、着実にダメージを蓄積させると、一進一退の攻防の末、最後はタイチがザックと共にザックメフィストでYOSHI-HASHIを沈め、王者組が2度目の防衛に成功している。
疲労困憊で王者組がリングに倒れ込んでいると、解説をしていた矢野通がリング登場し「ハイ!というわけで!このような激闘のあとにひじょーーに申し訳ございませんが!私に1言2言……いや、3言ほどお時間をいただけますでしょうか!お前!ザック・セイバーJr.と矢野通はこの数日間、来る日も来る日も、私がコーナーマットを外してはコイツが付け!外しては付け!外しては付け!外しては付け!を!繰り返してまいりました!さぞイライラしたでしょう!だがしかし!人の倍!いや、100倍!いや!1000倍!いや、2000倍!俺のほうがイライライライラ…してたんだよバカヤロー!というわけで!この状態、そう!ノーコーナーパッドルールで! 11月7日、大阪!KOPWを!争おうじゃないかこのヤロー!」と11.7、大阪府立体育会館大会で「KOPW 2020」争奪戦を行なうザックに対し、"ノーコーナーパッドルール"を提示した。
バックステージでザックは、「ショッパイトロフィー!俺らが持ってるIWGPタッグのベルトと比べるとゴミ同然だ!俺たちがせっかく輝かしい勝利を挙げたのに、ヤノが出てきてスポットライトを横取りしやがった!恥を知れよな!ヤノ、子どもじみた真似しやがって! 俺たちはたった今、大事なタッグのベルトを防衛したっていうのに、おまえが『KOPW2020』のトロフィーを持って割り込みやがった。あんなショッパイトロフィー!『KOPW』のトロフィーなんかどうでもいい。おまえを倒した後であのトロフィーをゴミ箱に捨ててやる!"ノーコーナーバトル"がおまえのリクエストか? じゃ、俺からの提案だ。リングの周りにピラニアを用意して試合するルールはどうだ? 電流爆破マッチでもいいぞ。ルールが何であれ、試合開始1分以内におまえをタップアウトさせてやる。おまえは引退して解説者をやっていればいいじゃないか。どうせレスラーとしては何の価値もないんだからな!」と矢野に怒り心頭。
しかし矢野は「ハイ!というわけで!先ほど、私がリング上で言った通り、11月7日大阪!(手に持っていた『KOPW2020』のトロフィーを突き出し)『KOPW2020』、それは!『ノー・コーナーマット・ルール』で、アイツも承諾したな!承諾したな!承諾したな!ということは!コーナー取ったり取らなかったりの……イヤイヤイヤイヤイヤ!イヤイヤはもう、ない! ということは、俺の、勝ちーっ!」と叫び、早くも勝利宣言をした。
◆新日本プロレス◆
『Road to POWER STRUGLLE』
2020年11月2日
東京・後楽園ホール 観衆 696人
▼IWGPタッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>○タイチ&ザック・セイバーJr.(34分20秒 片エビ固め)後藤洋央紀&YOSHI-HASHI●<挑戦者組>
※ザックメフィスト
※第87代王者組が防衛に成功
文●どら増田
【G1 CLIMAX30 PHOTO】パワーファイトの応酬となった最終戦に勝利した飯伏幸太が7勝を挙げ決勝に進出