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女子高生サーファー松田詩野、決勝進出!「いいモチベーションを持ってこれた」と2連覇を狙う

THE DIGEST編集部

2020.11.03

2連覇を狙う松田は、9.50点で決勝へと駒を進めた。写真:JAPAN OPEN OF SURFING

 日本一のサーファーを決める「ジャパンオープンサーフィン」が1日~3日、一宮町釣ヶ崎海岸にて開催。女子3回戦で3位となり敗者復活戦に回った松田詩野は、安定したライディングで勝ち抜き、決勝(グランドファイナルラウンド)へと駒を進めた。

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 松田は、強い体幹と柔軟性で、小柄ながらダイナミックな技で世界と対等に渡り合う、湘南で生まれ育った18歳の女子高生サーファーだ。昨年9月のワールドゲームズ(WG)でアジア最上位の15位に入り、条件付きながら東京五輪の出場権を獲得している。今大会は、2連覇への挑戦となる。

 敗者復活戦のファイナル(リパファイナル)に登場した松田は、7本のライディングを行なった。得点の高い2本の合計点を争う中、1本目で4.10点、3本目で4.83点と4点台を2本そろえ首位に立つと、4本目で5.00点をマークし、合計9.50点とスコアを伸ばした。乗らないと分からない崩れやすいコンディションの波ながら、安定したライディングを披露し、決勝へと進めた。
 
 積極的な試合運びを行なった松田は、「波のくるリズムがスローで、来たいい波は絶対乗りたいなと思って入った」と、コメント。続けて「今日まで、いいモチベーションで持ってこれたので、このままグランドファイナルも勝って優勝したい」と意気込みを語った。

 決勝は、11時50分から行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部