新日本プロレスは18日、『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』東京・後楽園ホール大会を開催した。
メインイベントでは『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』公式戦、高橋ヒロム(1勝0敗)とエル・デスペラード(0勝1敗)が対戦。この2人は対戦するたびに激しさを増していくが、この日も両者は序盤から感情ムキ出しで激しい攻防を展開。デスペラードはヒロムの左ヒザに集中攻撃。だが、デスペラードにだけは負けられないという思いが、ヒロムを奮い立たせる。
終盤、デスペラードはレッドシューズ海野レフェリーをヒロムごと金具むき出しのコーナーに投げて、海野レフェリーはコーナーとヒロムに挟まれてダウン。デスペラードはすかさず急所蹴りを見舞いレフェリー不在の無法状態を作り出し、リング下からイスを取り出す。するとヒロムが「これでいいのか?打ってこいよ」と挑発。デスペラードはイスを投げ捨てて、ヒロムにキックを放ってから、左ヒザに何度もイスを振り下ろして、メッタ討ちに。海野レフェリーを戻したデスペラードは、レッグブリーカーから、ヌメロ・ドスで締め上げて、ヒロムはたまらずギブアップ。インサイドワークを駆使したデスペラードが大きな1勝を手に入れた。
試合後、デスペラードは「その足で『スーパーJr.』優勝できるならしてみろ!オレは『スーパーJr.』優勝するぜ。オマエはどうする?」と足を引きずりながら、退場するヒロムに屈辱のマイクアピールを展開した。
バックステージでデスペラードは「あいつ(ヒロム)、チャンピオンじゃねぇんだぞ? 石森がしゃべんねぇから、そういうことになってんのか?それも試合終わってわかるだろう。誰がジュニアの顔だってのかを。『俺だ!』って言いたいよ。でも、それがいつまでも続くと思ったら大間違い。俺は別に新日本ジュニアの顔になろうなんてこれっぽっちも思ってねぇが、あいつが光れば光るほど、輝けば輝くほど、あいつの光が強くなれば 強くなるほど、その影でゴチャゴチャやっている俺たちの影も強くなる。頑張ってくれ、ヒロム。まあ、でもこの『スーパーJr.』、優勝すんのは間違いなく俺だ。なんでかって?顔をもう潰しちゃったからよ。公式戦、あいつはちゃんと出られるんだろうな?出れなかったら、申し訳ないな。俺は謝るだけ謝ってやるよ。ごめんね」とヒロムに対する思いを吐き出しているようだった。
一方のヒロムは「人の性格はなかなか変わんねぇなぁ…」と一言だけ発して、控室に引きあげた。『スーパーJr.』はマスター・ワトとSHOが2勝0敗、勝ち点4位で首位を走っている。
◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』
2020年11月18日
東京・後楽園ホール
観衆 696人
▼ ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27公式戦(30分1本勝負)
<1勝1敗=2点>●高橋ヒロム(23分10秒 ヌメロ・ドス)エル・デスペラード○<1勝1敗=2点>
文●どら増田
【PHOTO】新日本プロレス21年ぶりの神宮球場開催!ダブル選手権試合 内藤哲也 VS EVILを写真で振り返り!
メインイベントでは『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』公式戦、高橋ヒロム(1勝0敗)とエル・デスペラード(0勝1敗)が対戦。この2人は対戦するたびに激しさを増していくが、この日も両者は序盤から感情ムキ出しで激しい攻防を展開。デスペラードはヒロムの左ヒザに集中攻撃。だが、デスペラードにだけは負けられないという思いが、ヒロムを奮い立たせる。
終盤、デスペラードはレッドシューズ海野レフェリーをヒロムごと金具むき出しのコーナーに投げて、海野レフェリーはコーナーとヒロムに挟まれてダウン。デスペラードはすかさず急所蹴りを見舞いレフェリー不在の無法状態を作り出し、リング下からイスを取り出す。するとヒロムが「これでいいのか?打ってこいよ」と挑発。デスペラードはイスを投げ捨てて、ヒロムにキックを放ってから、左ヒザに何度もイスを振り下ろして、メッタ討ちに。海野レフェリーを戻したデスペラードは、レッグブリーカーから、ヌメロ・ドスで締め上げて、ヒロムはたまらずギブアップ。インサイドワークを駆使したデスペラードが大きな1勝を手に入れた。
試合後、デスペラードは「その足で『スーパーJr.』優勝できるならしてみろ!オレは『スーパーJr.』優勝するぜ。オマエはどうする?」と足を引きずりながら、退場するヒロムに屈辱のマイクアピールを展開した。
バックステージでデスペラードは「あいつ(ヒロム)、チャンピオンじゃねぇんだぞ? 石森がしゃべんねぇから、そういうことになってんのか?それも試合終わってわかるだろう。誰がジュニアの顔だってのかを。『俺だ!』って言いたいよ。でも、それがいつまでも続くと思ったら大間違い。俺は別に新日本ジュニアの顔になろうなんてこれっぽっちも思ってねぇが、あいつが光れば光るほど、輝けば輝くほど、あいつの光が強くなれば 強くなるほど、その影でゴチャゴチャやっている俺たちの影も強くなる。頑張ってくれ、ヒロム。まあ、でもこの『スーパーJr.』、優勝すんのは間違いなく俺だ。なんでかって?顔をもう潰しちゃったからよ。公式戦、あいつはちゃんと出られるんだろうな?出れなかったら、申し訳ないな。俺は謝るだけ謝ってやるよ。ごめんね」とヒロムに対する思いを吐き出しているようだった。
一方のヒロムは「人の性格はなかなか変わんねぇなぁ…」と一言だけ発して、控室に引きあげた。『スーパーJr.』はマスター・ワトとSHOが2勝0敗、勝ち点4位で首位を走っている。
◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』
2020年11月18日
東京・後楽園ホール
観衆 696人
▼ ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27公式戦(30分1本勝負)
<1勝1敗=2点>●高橋ヒロム(23分10秒 ヌメロ・ドス)エル・デスペラード○<1勝1敗=2点>
文●どら増田
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