専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
格闘技・プロレス

新日本、内藤哲也がIWGP二冠防衛!飯伏幸太は権利証を疑惑の裁定でジェイに明け渡す…

どら増田

2020.11.08

内藤は因縁のEVILを倒し二冠の防衛に成功した。(C)新日本プロレス

内藤は因縁のEVILを倒し二冠の防衛に成功した。(C)新日本プロレス

 新日本プロレスは7日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場でビッグマッチ『POWER STRUGLLE』を開催した。

 セミファイナルではIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル挑戦権利証保持者の飯伏幸太に、ジェイ・ホワイトが挑戦した。

 ジェイは自慢の腹筋を見せつけながら王者気取り。本部席の挑戦権利証が入ったアタッシュケースを奪いとって、飯伏を揺さぶりながら、外道を使ってインサイドワークを駆使していく。飯伏はジャンピングニーからカミゴェを狙ったところで、ジェイが切り返して逆さ押さえ込みに。自らの足をトップロープに引っ掛けながら、カウント3が入ってしまった。

 本来なら反則なのだが、マーティー浅見レフェリーの視覚には入らず、アタッシュケースを手にしたジェイを見た飯伏は呆然とするしかなかった。

 権利証史上初の移動劇に試合後、飯伏は錯乱状態で「こんな現実があるんですか?こんなところで終わっていいのか?本当にあり得ない…この現実が…受け入れられない」とショックを隠せずにいた。 
 
 まさかの結末を受けて、メインイベントではIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、チャンピオン内藤哲也とEVILの対戦が開始された。

 東京ドームでジェイ・ホワイトとIWGPのベルトをかけてバレットクラブ最強決定戦をしたいEVILは、序盤からラフ&パワー殺法で、内藤を苦しめる。また巧みにEVILのマネージャー、ディック東郷が試合に介入し、内藤のペースを乱していく。ダークネスフォールズなど力技で内藤を潰しにかかるEVILだが、内藤もスパインバスターで切り返す。

 手拍子で内藤コールを送る場内。これにパワーをもらったのか、雪崩式フランケンシュタイナーからグロリア、ジャンピングエルボーアタック、コリエンド式デスティーノから、正調デスティーノを繰り出し、勝負あったかと思いきや、ディック東郷がレッドシューズ海野レフェリーの足を引っ張る。さらにスポイラーズチョーカーで内藤の首を絞め上げ、高橋裕二郎も乱入。すると白いシャツとパンツのSANADAが颯爽と現れ、東郷と裕二郎を排除するだけじゃなく、控室に連行する好アシストを見せた。
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号