大金星に世界が沸いた。
土曜日に静岡で行なわれたラグビーワールドカップのプールA第2節で、強豪アイルランドに挑んだ日本は、戦前の下馬評を覆して19-12で勝利した。
13分のトライで先手を取られながらも、粘り強く戦って、前半を9-12の3点差で折り返した日本は、58分に途中出場の福岡がトライを挙げ、田村がコンバージョンを決めてついに逆転に成功。さらにペナルティーゴールで3点を追加して趨勢を定めた。
世界ランク2位の強敵を相手に堂々とした戦いぶりで、番狂わせを起こした“ブレイブ・ブラッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)”には、各国メディアも驚きを隠さない。フランス紙『Le Parisien』は、「もはや日本は“ラグビー小国家”ではなくなった」と題して、その圧巻のパフォーマンスを褒めちぎった。
「ワールドカップの歴史上、日本は、グループステージを通過したことがない。4年前も、3勝したにもかかわらず、彼らは準々決勝の香りを嗅ぐことなく、イングランドを去っていた。しかし、この土曜日、日本はアイルランドを破り、世界的な旋風を巻き起こした。それは偶然ではないパフォーマンスによるものだ。ニュージーランド人のジェイミー・ジョセフに率いられた日本では、南アフリカを倒したブライトンの偉業を成し遂げた4年前から狂気の波は起きていた」
4年前からの着実なスキルアップが勝利の要因だとした同紙は、記事をこう締めくくっている。
「スーパーラグビーに参戦しているサンウルブズは、2020年でラストシーズンとなる。しかし、日本が今大会で世界に見せつけたショッキングな勝利は、下されたばかりの決定を覆すかもしれない。スコットランド戦での勝利は、日本の歴史を変えるものになりそうだ」
アイルランドからのアップセットによって、世界的な注目を集めることとなった日本。10月5日のサモア戦(豊田スタジアム)と、同13日に1次リーグ最終戦となるスコットランド戦(横浜国際競技場)の戦いぶりから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
土曜日に静岡で行なわれたラグビーワールドカップのプールA第2節で、強豪アイルランドに挑んだ日本は、戦前の下馬評を覆して19-12で勝利した。
13分のトライで先手を取られながらも、粘り強く戦って、前半を9-12の3点差で折り返した日本は、58分に途中出場の福岡がトライを挙げ、田村がコンバージョンを決めてついに逆転に成功。さらにペナルティーゴールで3点を追加して趨勢を定めた。
世界ランク2位の強敵を相手に堂々とした戦いぶりで、番狂わせを起こした“ブレイブ・ブラッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)”には、各国メディアも驚きを隠さない。フランス紙『Le Parisien』は、「もはや日本は“ラグビー小国家”ではなくなった」と題して、その圧巻のパフォーマンスを褒めちぎった。
「ワールドカップの歴史上、日本は、グループステージを通過したことがない。4年前も、3勝したにもかかわらず、彼らは準々決勝の香りを嗅ぐことなく、イングランドを去っていた。しかし、この土曜日、日本はアイルランドを破り、世界的な旋風を巻き起こした。それは偶然ではないパフォーマンスによるものだ。ニュージーランド人のジェイミー・ジョセフに率いられた日本では、南アフリカを倒したブライトンの偉業を成し遂げた4年前から狂気の波は起きていた」
4年前からの着実なスキルアップが勝利の要因だとした同紙は、記事をこう締めくくっている。
「スーパーラグビーに参戦しているサンウルブズは、2020年でラストシーズンとなる。しかし、日本が今大会で世界に見せつけたショッキングな勝利は、下されたばかりの決定を覆すかもしれない。スコットランド戦での勝利は、日本の歴史を変えるものになりそうだ」
アイルランドからのアップセットによって、世界的な注目を集めることとなった日本。10月5日のサモア戦(豊田スタジアム)と、同13日に1次リーグ最終戦となるスコットランド戦(横浜国際競技場)の戦いぶりから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部