世界最大のプロレス団体WWEは日本時間21日、アメリカ・フロリダ州オーランドのアムウェイセンターWWEサンダードームで、主力ブランド、スマックダウンを世界配信した。

　ロウ女子王者アスカがスマックダウンに乗り込み、女子王者サーシャ・バンクスと次回PPV『サバイバー・シリーズ』の女子王者対決を前にスマックダウンのリングで対峙するという事件が勃発。

　番組開始前にアスカは「サーシャ、サバイバー・シリーズを無茶苦茶楽しみにしてるわ。あなたを倒すことを...」とツイッターで勝利宣言していたが、リング上でも「お前は私の“ボス”じゃない」と“ボス”サーシャを挑発。サーシャは「アスカは面白いわね。でもPPVは笑いごとじゃないのよ。バンク・ステートメントでタップ勝ちしてやる」と勝利を予告して舌戦を展開。
  　これにアスカがジョン・シナの真似をして「見えっこねぇ」と言い返すとサーシャは「PPVを待たなくてもいいのよ。アスカは私がベストの中のベストだって知るべきだわ」と怒りだした。するとアスカは続けて「お前は私に敵わない」とお決まりのセリフを言い放つ。

　そしていきなり現れたカーメラが背後からサーシャを襲撃。カーメラは「背後に気をつけろって言っただろ。ボスタイムは終わりだ」と言ってサーシャの顔面にスーパーキックを放ってKO。サーシャはアスカ戦を直前に不意を突かれてしまった。

　アスカが精神的に優位な状態で行なわれるアスカ対サーシャは、ロウとスマックダウンの対抗戦となる『サバイバーシリーズ』で23日に世界配信される。

文●どら増田