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男子は17歳の鍵山優真が4回転3本着氷、275・87点で初制覇!2位は友野一希、3位に18歳の本田ルーカス剛史【NHK杯】

THE DIGEST編集部

2020.11.28

鍵山。写真は東日本選手権時のもの。写真:森田直樹/アフロスポーツ

鍵山。写真は東日本選手権時のもの。写真:森田直樹/アフロスポーツ

  11月28日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯で男子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれた。

 前日のショートプログラム(SP)で83・27点で2位の友野一希は第9滑走で登場。フリーでは『ムーランルージュ』にのせて演技をし、冒頭の4回転トゥループは抜けてしまったが、2本目の4回転サルコー+2回転トゥループは着氷。3本目の4回転サルコーも着氷は乱れたが降りた。

 後半のジャンプは3回転ルッツ、シングルアクセル+オイラー+3回転サルコー、トリプルアクセル、2回転フリップ+トゥループと予定構成からは変更(2回転トゥループは減点)。成功させ、最後までスピードを失うことなく滑り切った。FS143・35点、総合226・62点でこの時点での首位に立つ。

 そして、SPで87・26点の首位に立ったとなった鍵山は最終滑走で登場。映画『AVATA
R』にのせたプログラムで演技した。

 ローリー・ニコル氏振り付けのコレオグラフィーでは、冒頭の4回転サルコーを成功。4回転+3回転トゥループもきれいに着氷し、3回転フリップも難なく成功。3本目の4回転トゥループも決め、GOE(出来栄え点)4・07点(速報値)が付いた。

 後半はトリプルアクセル+オイラー+3回転サルコー、3回転ルッツ+シングルループ、トリプルアクセルでジャンプを締め、ステップシークエンス、スピンを美しく演技して4分間を終えた。FS188・61点、総合275・87点で首位に立ち、初優勝を決めた。

 以下は3位に全日本ジュニア王者の18歳・本田ルーカス剛史(FS138・34点/総合217・56点)が。4位に田中刑事(FS138・95点/総合215・52点)、5位に佐藤駿(FS142・74点/総合214・75点)という結果で終わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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