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フィギュア

「最高にエキサイティング!」羽生結弦の圧巻SPを海外識者も絶賛!「ステップの40秒間は真のハイライト」

THE DIGEST編集部

2020.12.26

10か月ぶりの実戦で切れのある動きを披露した羽生。フリーでの新演目にも注目が集まる。(C)AFLO

10か月ぶりの実戦で切れのある動きを披露した羽生。フリーでの新演目にも注目が集まる。(C)AFLO

 冬季オリンピック2連覇中の王者が堂々の首位発進だ。
【PHOTO】圧巻のSPで復活! 日本フィギュア界のプリンス、羽生結弦の華麗なるキャリアを厳選フォトでプレイバック!

 12月25日に長野ビッグハットで開催された全日本選手権、男子ショートプログラム(SP)に登場した羽生結弦は「103・53点」をマーク。10か月ぶりとなる実戦の舞台で、アップテンポな新SP曲「Let Me Entertain You」に乗せ、会場を大いに盛り上げる。冒頭の4回転サルコーをなんとか決めると、4回転+3回転トゥループを見事に着氷。スピンがひとつだけ「0点」となるハプニングはあったが、優雅かつ力強い演技で観衆を魅了した。

 海外メディアもこぞって五輪チャンプの復帰戦を報じている。欧州衛星放送局『EUROSPORT』でフィギュアスケートの解説を担当するイタリア人、マッシミリアーノ・アンベシ氏は興奮気味に「最高にエキサイティング!」と絶賛した。

「ユヅル・ハニュウが全日本選手権のSPで102・62点以上を出すのは4回目で、首位スタートは実に6回目だ。4回転トゥループ、トリプルアクセルをいとも簡単に決め、カウンターからのトリプルアクセルも素晴らしかった。スピンがノーレベルとなる場面はあったが、最高水準の技術点を叩き出したのだ。ネガティブな側面は横に置いて忘れ、良き、ポジティブなところを称えようじゃないか。40秒に及んだステップ・シークエンスは新SPにおいて最高にエキサイティングな出来栄えで、真のハイライトだった。完璧で特筆に値し、多彩で速く、オリジナリティーに溢れるものだったね」

 世界中のフィギュア・ファンが待望したプリンスの帰還。大注目の男子フリーは土曜日に開催される。

構成●THE DIGEST編集部

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