[ラグビーW杯]日本38-19サモア/10月5日/豊田スタジアム
10月5日、ラグビーワールドカップ・プールAの日本対サモア戦が豊田スタジアムで行なわれ、日本が38-19で勝利。3連勝を飾り、アイルランドを抜いてグループ首位に返り咲いた。
この日も、SO田村優のペナルティーゴールで着実に得点を重ねた日本は、9-6で迎えた27分、CTBラファエレ・ティモシーが今大会初トライ。田村がコンバージョンを成功させて16-6とリードを広げる。
後半に入って一時は4点差まで詰め寄られたものの、50分に田村が4本目のPGを決めて19点目を挙げると、53分に姫野和樹がグラウンディングして突き放す。
75分に福岡堅樹のトライで勝負を決めたブレイブ・ブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)にとって大きかったのは、試合終盤に生まれた松島幸太朗のトライだ。4つ目のトライでボーナスポイント(勝点1)を獲得し、計5ポイントを加えた日本は、勝点を14に伸ばしている。
これで13日に対戦するスコットランド(勝点5)が、9日のロシア戦に勝ったとしても、このライバルとの直接対決で引き分け以上なら、日本はグループ1位で準々決勝に進出することになる。さらに、ボーナスポイント(4トライ以上か7点差以内の負け)を獲得すれば、敗れても突破の可能性が出てきた。
英公共放送『BBC』も、この試合の結果を伝えるレポートで「日本が劇的なボーナスポイントでの勝利を挙げる」と見出しを打ち、こう綴った。
「なんてゲームだ。後半の日本はサモアのプレッシャーに苦しんでいるように見えたが、ボーナスポイントを奪取し、A組のポールポジションを獲得した」
そして、試合終盤の松島によるトライを次のように称えている。
「彼らはやってのけた。日本は、スクラムから出たボールをコウタロウ・マツシマに回した。このウインガーは左にパスを出すようにフェイントをかけ、サモア守備網の隙間を突いて飛び込み、ホスト国に大きな、大きなボーナスポイントをもたらした。なんというトライだ」
勢いに乗る日本は、強豪スコットランドの牙城を崩し、悲願のベスト8進出を果たせるか。運命の一戦は、13日に横浜国際総合競技場で行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】日本 38-19 サモア|3連勝で初のW杯8強進出に王手!あの選手も笑顔で喜ぶ!
10月5日、ラグビーワールドカップ・プールAの日本対サモア戦が豊田スタジアムで行なわれ、日本が38-19で勝利。3連勝を飾り、アイルランドを抜いてグループ首位に返り咲いた。
この日も、SO田村優のペナルティーゴールで着実に得点を重ねた日本は、9-6で迎えた27分、CTBラファエレ・ティモシーが今大会初トライ。田村がコンバージョンを成功させて16-6とリードを広げる。
後半に入って一時は4点差まで詰め寄られたものの、50分に田村が4本目のPGを決めて19点目を挙げると、53分に姫野和樹がグラウンディングして突き放す。
75分に福岡堅樹のトライで勝負を決めたブレイブ・ブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)にとって大きかったのは、試合終盤に生まれた松島幸太朗のトライだ。4つ目のトライでボーナスポイント(勝点1)を獲得し、計5ポイントを加えた日本は、勝点を14に伸ばしている。
これで13日に対戦するスコットランド(勝点5)が、9日のロシア戦に勝ったとしても、このライバルとの直接対決で引き分け以上なら、日本はグループ1位で準々決勝に進出することになる。さらに、ボーナスポイント(4トライ以上か7点差以内の負け)を獲得すれば、敗れても突破の可能性が出てきた。
英公共放送『BBC』も、この試合の結果を伝えるレポートで「日本が劇的なボーナスポイントでの勝利を挙げる」と見出しを打ち、こう綴った。
「なんてゲームだ。後半の日本はサモアのプレッシャーに苦しんでいるように見えたが、ボーナスポイントを奪取し、A組のポールポジションを獲得した」
そして、試合終盤の松島によるトライを次のように称えている。
「彼らはやってのけた。日本は、スクラムから出たボールをコウタロウ・マツシマに回した。このウインガーは左にパスを出すようにフェイントをかけ、サモア守備網の隙間を突いて飛び込み、ホスト国に大きな、大きなボーナスポイントをもたらした。なんというトライだ」
勢いに乗る日本は、強豪スコットランドの牙城を崩し、悲願のベスト8進出を果たせるか。運命の一戦は、13日に横浜国際総合競技場で行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】日本 38-19 サモア|3連勝で初のW杯8強進出に王手!あの選手も笑顔で喜ぶ!