格闘技・プロレス

WWEロウ女子王者アスカが、“黒小悪魔”アレクサに惜敗!レッスルマニアに向けて暗雲か?

どら増田

2021.01.19

怪しい行動でアスカ(左)を惑わすアレクサ(右)(C)2021 WWE,Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間19日、アメリカ、フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」にて行なわれた主力ブランドのロウを世界配信した。

 ロウ女子王者&WWE女子タッグ王者アスカが "フィーンド"ブレイ・ワイアットに洗脳されたままの"小悪魔"アレクサ・ブリスと「アレクサズ・プレイグラウンド」で対峙した。アレクサはブランコに乗りながらゲストのアスカの前でロイヤルランブル戦出場を発表すると「アスカはロウ女子王者だから、レッスルマニアで対戦するかもね」と2人の王座戦に言及。

 一方のアスカは不気味なアレクサに戸惑いながらも「とても光栄。あなたのファンなのよ」と言いながらブレイ・ワイアットのセリフを真似したり、ダンスを踊って気まずい空気を変えようとしたが、これにアレクサは「もう十分よ。止めて」と怒ったと思えばすぐに「こんなはずじゃなかった」と落ち込んで感情の起伏を露わにした。

 続けてアスカが「フィーンドはまだここにいるよ」とランディ・オートンに火葬されたフィーンドに触れて慰めたが、アレクサは「彼の名前を口にするな」と怒りながらも、まるで幽霊でもいるかのように独りでに動き出した木馬に手を振って微笑んだ。
 
 さらにメインイベントではアスカとアレクサが対戦すると、アスカがバックハンドブローからヒザ攻撃、シャイニング・ウィザードと連続攻撃で攻め込んだが、試合途中に突然会場が暗転。

 すると暗闇から黒い衣装、黒い口紅をした"黒い小悪魔"アレクサが登場した。アレクサは攻撃をよけながら静かにアスカを見つめると、コーナーではフィーンドのように反転してアスカを威嚇する。

 アスカはアレクサのマンディブル・クローを回避するとバックハンドブローやハイキックを決めたが、最後はアレクサがシスター・アビゲイルをアスカに叩き込んで3カウント。ロウ女子王者からピンフォールを奪取したアレクサは元の姿に突如戻るとフィーンドが憑依しているかのように「レット・ミー・イン」と叫んだ。アレクサが出場する女子ロイヤルランブル戦が行なわれるPPV『ロイヤルランブル』は日本時間2月1日に世界配信される。

 年間最大のビッグイベント『レッスルマニア』に向けてWWE女子戦線も加熱していきそうだ。

◆WWE◆
『ロウ』
2021年1月5日(日本時間)世界配信
アメリカ、フロリダ州セントピーターズバーグ
トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」
▼シングルマッチ
●アスカ(片エビ固め)vsアレクサ・ブリス○
※シスター・アビゲイル

文●どら増田

【動画】アレクサベイリーが"黒い小悪魔"になって現る!
 
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【動画】アレクサベイリーが“黒い小悪魔”になって現る!

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