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張本智和がカットマンを4-2で下して今季初優勝!伊藤美誠との男女アベックV達成!【WTTスターコンテンダードーハ】

THE DIGEST編集部

2021.03.13

決勝は相手の粘りに苦しむもゲームカウント4-2で制した張本。(C)Getty Images

 現地土曜日、ITTFワールドツアーに代わる卓球の新シリーズ『WTTスターコンテンダードーハ』は大会最終日を迎えた。男子シングルス決勝で東京五輪代表の張本智和(世界ランク5位)がドイツのカットマン、ルーウェン・フィルス(同42位)と対戦し、ゲームカウント4-2で優勝を飾った。

 準決勝、ロンドン五輪銅メダリストのドミトリ・オフチャロフ(ドイツ/同10位)を相手にゲームカウント4-2で制した張本。決勝では第1、2ゲームは相手の変化するボールにミスを誘われて苦戦するも、見事2ゲームを連取する。第3ゲームは落としたが、第4ゲームは落ち着いたプレーで変化にも対応し、11-5で制した。

 これを取れば勝利の第5ゲームは、フォア側にボールを集められて、ふたたび変化球に苦戦して落としてしまう。だが、第6ゲームでは長いラリー戦などで粘り、終わってみれば11-9、11-9、12-14、11-5、7-11、11-8の4-2で今季初の国際大会優勝を果たした。その前に行なわれた女子シングルス決勝は伊藤美誠の勝利に終わり、日本勢が男女アベック優勝を遂げている。
 
 その他の日本男子は宇田幸矢が初戦で、丹羽孝希と森薗政崇が2回戦で、水谷隼が3回戦で敗れた。女子ダブルスでは石川佳純/平野美宇組が準優勝を飾り、男子ダブルスの及川瑞基/宇田組と、混合ダブルスの水谷/伊藤組は、それぞれベスト4という結果で大会を終えている。

構成●THE DIGEST編集部

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