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フィギュア

羽生結弦とチェンは「技術とメンタル面で別格」。世界選手権での“金メダル争い“を露メディアが展望!

THE DIGEST編集部

2021.03.19

1年3か月ぶりの直接対決となる羽生結弦(左)とネイサン・チェン(右)。写真:森田直樹/アフロスポーツ(左)Getty Images(右)

1年3か月ぶりの直接対決となる羽生結弦(左)とネイサン・チェン(右)。写真:森田直樹/アフロスポーツ(左)Getty Images(右)

 『世界フィギュアスケート選手権』が3月24日にスウェーデンのストックホルムで開幕する。世界一の座をかけた熾烈な戦いは、やはり羽生結弦とネイサン・チェンの一騎打ちになりそうだ。

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 2014、2018年の五輪王者である羽生は、右足首の怪我で長期離脱していたが、今季の全日本選手権で5年ぶり5度目の優勝と復活を遂げた。一方、世界選手権を2連覇しているチェンも、全米選手権5連覇と敵なしの強さを見せつけている。そんな2人の対決には世界中が熱い視線を注いでおり、フィギュア大国であるロシアメディア『sports.ru』では「ハニュウとチェンが金メダルを争う」と銘打った記事で以下のように伝えた。

「ハニュウとチェンはこれまで以上に金メダルのチャンスがある。両者とも新しいプログラムで複雑な技が素晴らしい。技術とメンタル面でふたりは別格だ」

 前回ふたりが顔を合わせたのは、2019年12月のグランプリファイナル。チェンが合計335.30点の世界最高記録で優勝、羽生は291.43点で2位とした。その後、新型コロナウイルスの世界的流行で昨年の世界選手権、昨年12月のグランプリファイナルは中止を余儀なくされ、今回が1年3か月ぶりの直接対決だ。
 
 同メディアは、「パンデミックで困難な状況にもかかわらず、ふたりは新プログラムに変えた」と驚きを持って伝え、4回転を複数回組み込んだ高難易度の構成で挑む両雄のパフォーマンスに期待を寄せた。

 どちらが勝ても3回目の世界選手権制覇となる今回の対戦では、かつてない4回転バトルが見れるに違いない。男子ショートプログラムは、日本時間25日19時30分、フリースケーティングは27日19時開始だ。

構成●THE DIGEST編集部
 

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