現地3月20日、ロシアのニジニ・タギルでノルディックスキーのW杯ジャンプ女子個人・第10戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が開催された。平昌五輪・銅メダリストの高梨沙羅は92.5メートル、95.5メートルで合計224.1点を挙げて準優勝。これで自身の持つW杯女子最多の107度目の表彰を記録し、男子のヤンネ・アホネン氏(フィンランド)が持つ男女歴代最多記録の108回まであと1つに迫った。
【PHOTO】4年ぶり5度目のW杯総合優勝を目指すスキージャンパー高梨沙羅の厳選フォトを一挙紹介!
2位で終えた高梨は試合後、「やはり2本揃えないと結果はついてこない」と悔しい表情を浮かべた。ミスが起きたのは、1本目の飛び上がるタイミングだという。先に上半身を上げてしまったため踏み込みがうまくいかず、飛距離が92.5メートルと伸び悩んだのだ。修正して臨んだ2本目は、K点超えの95.5メートルをマークするも、2本のジャンプを揃えたマリタ・クラマー(オーストリア)には届かず、準優勝に終わった。
高梨は「自分の目指す一番高い所に上るためにも、少しのミスも許されない。まだ自分のジャンプは途中ではあるんですけど、自分のスタイルというか形を見つけることはできているので、しっかり自分のモノにしていけたら」と前を見据えた。
今季W杯ランキングでは、高梨がニカ・クリズナー(スロベニア)を抜き、ついに首位に立った。とはいえ両者の差はわずか15ポイントで、総合優勝(年間王者)争いは依然として熾烈だ。残るはあと3戦。翌21日に行なわれる次戦に向けて、「初歩的なミスを繰り返さないようにしたい」と力強く語った。
構成●THE DIGEST編集部
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2位で終えた高梨は試合後、「やはり2本揃えないと結果はついてこない」と悔しい表情を浮かべた。ミスが起きたのは、1本目の飛び上がるタイミングだという。先に上半身を上げてしまったため踏み込みがうまくいかず、飛距離が92.5メートルと伸び悩んだのだ。修正して臨んだ2本目は、K点超えの95.5メートルをマークするも、2本のジャンプを揃えたマリタ・クラマー(オーストリア)には届かず、準優勝に終わった。
高梨は「自分の目指す一番高い所に上るためにも、少しのミスも許されない。まだ自分のジャンプは途中ではあるんですけど、自分のスタイルというか形を見つけることはできているので、しっかり自分のモノにしていけたら」と前を見据えた。
今季W杯ランキングでは、高梨がニカ・クリズナー(スロベニア)を抜き、ついに首位に立った。とはいえ両者の差はわずか15ポイントで、総合優勝(年間王者)争いは依然として熾烈だ。残るはあと3戦。翌21日に行なわれる次戦に向けて、「初歩的なミスを繰り返さないようにしたい」と力強く語った。
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