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「ハニュウは才気に溢れていた」SP首位の羽生結弦、堂々たる演技を五輪公式メディアが絶賛!

THE DIGEST編集部

2021.03.26

SPで完璧な演技を見せた羽生結弦が首位に立った。(C)Getty Images

SPで完璧な演技を見せた羽生結弦が首位に立った。(C)Getty Images

 スウェーデンのストックホルムで開催されているフィギュアスケートの世界選手権。現地3月25日、男子ショートプログラム(SP)で、五輪2連覇中の羽生結弦が106・98点で首位に立ち、4年ぶり3度目の優勝に大きく前進した。

 羽生は4回転サルコー、4回転+3回転トゥーループ、トリプルアクセルと3つのジャンプ要素を難なくクリア。ステップやスピンでは会場に流れる「Let Me Entertain You」のアップテンポに合わせて氷上を華麗に舞った。一方、世界選手権で2連覇中のネイサン・チェン(米国)は、冒頭の4回転ルッツでまさかの転倒。その後トリプルアクセル、4回転フリップ+3回転トゥループは着氷させ、98・85点で3位とした。

 羽生とチェンの対決は世界中のメディアやファンが注目しており、五輪公式メディア『Olympic Channel』では「チェンが苦戦する中、ハニュウがショートで上りつめた」と報じた。チェンのジャンプの転倒について「2018年のグランプリファイナル以来、実に120回のジャンプ以上ぶり」と伝えた。
 
 羽生の演技には「ハニュウは才気に溢れていた」と称賛し、「音楽と完全に調和していて、彼の演技構成点(芸術点)においても47.96でトップだった」と驚きをもって伝えた。羽生が前回世界選手権を制したのは平昌五輪の前年である2017年。北京五輪の前年である今年、再び金メダルを手にするのか。

 ライバルのネイサン・チェンに羽生が8ポイントリードで迎えるフリースケーティング。羽生は最終滑走で、日本時間27日22時46分、ネイサンチェンは22時30分に演技を開始する。

構成●THE DIGEST編集部 

【PHOTO】4年ぶり3度目の優勝を狙う羽生結弦のシニアデビューから現在をプレイバック!
 
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