３月27日、宮崎県・UMKカントリークラブにて開催されている国内女子ツアー『アクサレディスゴルフトーナメント』の第２ラウンドが開催された。ディフェンディングチャンピオンとして臨む河本結は９バーディ・ノーボギーの「63」で回り、コースレコードを樹立した。

　首位と３打差の８位タイでスタートした河本は、前半９ホールで５つのバーディを量産。その勢いは後半も衰えず４つのバーディ追加し、通算13アンダーでトップに立った。これには本人も「今日のゴルフはまったく今までとは違った」と試合後の会見で興奮気味に語った。

「滅茶苦茶調子がいいというわけではないのに、スコアが出るのは（清水）ノリさんのマネジメント力」と昨年からキャディを担っている清水重徳さんをキーパーソンとして挙げた。これまではピンをターゲットに攻めのゴルフをしていたが、「ターゲットをピンじゃない所に設定」し、「スコアメイクに必要なことをする」と好スコアの秘訣を明かした。
  　４つのパー５で全てバーディとしたことには、「このオフに９番アイアン以下を凄く意識してやってきて、特に100ヤード以下は、一番練習したので、こうしてパー５で全部バーディ取ることが出来て、練習の成果が出てきて嬉しい」と喜びを口にした。

　前回優勝した際と同様、最終日は２位以下に４打差リードで迎える。「前回は今から（前日の会見）ガチガチに緊張していた。今は心強い味方が、ノリさんもいるし、今週はトレーナーさんも来ている。チームが来てくれているので凄く心強い。緊張というより私ならいけると思ってます」と自信を漂わせた。

構成●THE DIGEST編集部

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