ボクシングWBOバンタム級王者ジョンリル・カシメロ（フィリピン）が、WBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者の井上尚弥をまたも挑発してきた。

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　２人は昨年４月に３団体統一戦で対戦する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止。それ以降「逃げたのはイノウエだ」「俺が真の“モンスター”だ」とカシメロはSNSなどで繰り返している。

　そんなカシメロは今回、YouTubeで井上に挑発。それを母国・フィリンピン紙『INQUIRER』が取り上げたのだ。カシメロは「イノウエは俺から逃げる決心をしたようだ。もう俺と戦いたくないと思ってるだろう。今やアイツは陸上選手で、ただ口だけで逃げてる」と井上が一方的に逃げていると語ったという。
  　これを受け、井上は自身のSNSで「待て待て。言わせとけば言いたい放題…こんな奴から逃げる理由がない。ただ俺には消化しなければいけない試合があるからやるだけ。いつでも倒す準備は出来てる」と応戦。

　井上は、６月19日にIBF１位のマイケル・ダスマリナス（フィリピン）と対戦予定だ。果たして因縁の対決は実現するだろうか。“モンスター”の言動から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部