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韓国の悪質いじめ騒動に新展開! なんと双子姉妹が告発者を“逆告発”する法廷闘争を決意!「ダメージがとても大きい」

THE DIGEST編集部

2021.04.07

およそ1か月ぶりに情報が更新された大騒動。イ・ジェヨン(左)&ダヨン(右)姉妹は告発者への法廷手段を検討しているという。(C)AFLO

およそ1か月ぶりに情報が更新された大騒動。イ・ジェヨン(左)&ダヨン(右)姉妹は告発者への法廷手段を検討しているという。(C)AFLO

 韓国のプロスポーツ界を激震させた一大騒動に新たな展開だ。

 女子バレーボールの強豪、興国生命ピンクスパイダースに所属するイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹。前者はアタッカー、後者はセッターとして鳴らし、ともに韓国女子代表でも主軸を張る実力者だ。十代の頃からエリート街道を歩み、やがてそのルックスと愛嬌の良さからメディアでも引っ張りだことなり、最近ではテレビのレギュラー番組を持つほどの人気ぶりを博した。
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 しかし、24歳の人気者コンビは一夜にして奈落の底に突き落とされる。2月10日、姉妹の中学時代のチームメイトがふたりから当時に受けた凄惨な“いじめ”行為を暴露したのだ。暴言や恫喝は日常茶飯事で、言うことを聞かないと殴打されただけでなく、ナイフで脅されたこともあったという。加害者は彼女たちを含む数名で、被害を受けたチームメイトは最低でも4名いると実名で告発した。

 姉妹はすぐさま事実を認め、クラブ公式HPやSNSを通して謝罪文を発表。「直接会って謝りたい」「後悔している」「本当に申し訳なかった」など真摯に想いを伝えたが、韓国の世論はこれで良しとせず、バッシングはさらに過熱する。クラブ側は姉妹に「無期限の出場停止」処分を下し、韓国バレーボール連盟は「代表チームからの追放」を決断。夏に迫った東京五輪への出場も風前の灯となった。
 
 その後も新たな告発者が登場するなど、騒動は拡大の一途を辿ったが、姉妹は頑なに沈黙を貫いた。その間にサッカーの元韓国代表MFキ・ソンヨンが過去に犯した性的虐待疑惑や芸能人の新たなスキャンダルなどが浮上し、姉妹への国民とメディアの関心はすっかり薄れていく。興国生命がレギュラーである姉妹抜きでも堂々と優勝争いを演じた事実も、騒動の風化を促進した(結果的にプレーオフ決勝で敗れて準優勝に終わる)。

 この1か月ほどはいっさいの情報が更新されていなかったが、現地時間の4月6日に大きな動きがあった。韓国のテレビ局『Channel A』によると、姉妹は興国生命に法的手段に打って出る旨を伝えたという。そこで同メディアが、ふたりの電話取材に成功したのだ。
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