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「被害者にまた暴力を振るうのか!」悪質いじめ騒動の双子姉妹が決断した“告発者を逆告発”に猛反発!「再炎上は避けられない」

THE DIGEST編集部

2021.04.08

鎮火しつつあったバッシングに再燃の気配。なぜ双子姉妹はメディアに“決断”を明かしたのか。(C)AFLO

 いったいなぜ、メディアを利用して意思表示するに至ったのか。韓国プロスポーツ界に激震をもたらした、悪質いじめ騒動が新たな局面を迎えている。

 韓国プロバレーボールの強豪、興国生命ピンクスパイダースに所属するイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹は、いまは韓国のみならず、すっかり世界でも有名な女子アスリートとなってしまった。

 10代の頃からエリート街道を歩み、ルックスの良さと明るい性格から老若男女を問わない支持を得て、最近ではCM出演やテレビのレギュラー番組を持つなど、国民的な人気者となっていた24歳コンビ。その名声が一夜にして瓦解したのは、2月10日のことだった。国内有数のコミュニティサイトで、中学時代に犯した凄惨ないじめ行為を暴露されたのだ。

 その内容は衝撃的で生々しく、暴言や恫喝に加えて、告発者はゲンコツで殴打された事実や、命令に従わないとナイフで脅された恐怖体験などを赤裸々に綴った。姉妹はそれぞれ過去の罪を認めて謝罪文を公開し、誠心誠意の対応を心掛けたが、一度火がついた国民の怒りは収まらない。

 興国生命はふたりに「無期限の出場停止処分」を下し、韓国バレーボール連盟は「代表チームからの追放」を決定。それでも手緩いと、大統領府が設置する意見箱「国民請願」には数万を超える署名が寄せられ、国民はあくまで「永久追放」を求め続けている。
 
 あれからおよそ2か月、メディアでもあまり取り上げられなくなったタイミングで、ついに姉妹が沈黙を破った。現地4月5日、韓国テレビ局『Channel A』は「姉妹が興国生命に告発者に対し、法的処置を準備する旨を伝えた」との第一報を流し、すぐさま姉妹への電話取材を敢行。そこでふたりは、次のようなコメントを発したのである。

「暴露された内容には確かに正しいものがあり、その部分については過ちを認めて、深く反省している。ただ、実際には起こっていないものまで含まれていて、そこから生じるダメージがとても大きい。誤解を正すために、訴訟を検討している」

 同局によると、姉妹は告発者に直接謝罪するべく再三に渡ってコンタクトを試みたが、実現しなかったようだ。その席で過去の行ないに対して、事実と事実でないものの整合性を取ろうと呼びかけたところ、告発者に拒否されたとも言われる。それゆえ、自分たちの正統性を証明するために、法的手段に動かざるを得なくなったというのだ。

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「人としての礼儀を知らない、2次加害行為だ!」