4月15日、大阪府の丸善インテックスアリーナ大坂で「世界フィギュアスケート国別対抗戦2021」が幕を開けた。
国ごとに競技をし、ポイント数で順位を争う団体戦となっているこの大会では、日本のほか、ロシア、米国、カナダ、フランス、イタリアの全6国が参加。各国から男子シングルと女子シングルが2人ずつ(イタリア男子は1名)、ペアとアイスダンスは各チーム1組ずつが出場。ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)を行ない、順位ごとにポイントを加算し、団体のポイント合計点で順位を競う。
日本からはまずアイスダンスの小松原美里・小松原尊組が出場。リズムダンス66・42点で5位につけた(8ポイント獲得)。
続けて行なわれた女子SPでは、坂本花織が3位(10ポイント)、紀平梨花は4位(9ポイント)で終えている。
そして、男子SPには羽生結弦と宇野昌磨が登場。9番滑走の宇野は、4回転フリップの着氷が乱れ、4回転トゥループは転倒。続くトリプルアクセルは何とか耐えた。終盤は躍動感のあるステップを披露し、77・46点でSPを9位で終えている。
【フィギュア世界選手権PHOTO】羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真が躍動!男子シングル選手たちの堂々たる姿はこちら
10番滑走の羽生は、ロビー・ウィリアムズの『Let me Entertain You』を披露。冒頭4回転サルコーを降り、4回転+3回転トゥループも着氷すると、最後のトリプルアクセルは顏が氷面間近まで迫る体勢で耐えた。107・12点のシーズン自己ベストでSP2位につけた。
また、最終滑走にはアメリカ代表の世界選手権王者、ネイサン・チェンが登場した。4回転フリップ、トリプルアクセルを難なく成功させ、後半に4回転+3回転トゥループのコンビネーションを着氷。今シーズンベストの109・65点でSP首位に立った。
3位にはアメリカのジェイソン・ブラウンが(94・86点)、4位にフランスのケビン・エイモズ(94・69点)、5位にロシアのミハエル・コリャダ(93・42点)と続いている。
総合順位では、日本は11ポイントと4ポイントを獲得し、計42ポイントで1位ロシア(49ポイント)、2位アメリカ(47ポイント)を追う3位につけている。
翌16日にはアイスダンスのフリーダンス、男子シングルのフリースケーティングが行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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【動画】ネイサン・チェンの圧巻4回転フリップ! SPでの演技の様子はこちら
国ごとに競技をし、ポイント数で順位を争う団体戦となっているこの大会では、日本のほか、ロシア、米国、カナダ、フランス、イタリアの全6国が参加。各国から男子シングルと女子シングルが2人ずつ(イタリア男子は1名)、ペアとアイスダンスは各チーム1組ずつが出場。ショートプログラム(SP)、フリースケーティング(FS)を行ない、順位ごとにポイントを加算し、団体のポイント合計点で順位を競う。
日本からはまずアイスダンスの小松原美里・小松原尊組が出場。リズムダンス66・42点で5位につけた(8ポイント獲得)。
続けて行なわれた女子SPでは、坂本花織が3位(10ポイント)、紀平梨花は4位(9ポイント)で終えている。
そして、男子SPには羽生結弦と宇野昌磨が登場。9番滑走の宇野は、4回転フリップの着氷が乱れ、4回転トゥループは転倒。続くトリプルアクセルは何とか耐えた。終盤は躍動感のあるステップを披露し、77・46点でSPを9位で終えている。
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10番滑走の羽生は、ロビー・ウィリアムズの『Let me Entertain You』を披露。冒頭4回転サルコーを降り、4回転+3回転トゥループも着氷すると、最後のトリプルアクセルは顏が氷面間近まで迫る体勢で耐えた。107・12点のシーズン自己ベストでSP2位につけた。
また、最終滑走にはアメリカ代表の世界選手権王者、ネイサン・チェンが登場した。4回転フリップ、トリプルアクセルを難なく成功させ、後半に4回転+3回転トゥループのコンビネーションを着氷。今シーズンベストの109・65点でSP首位に立った。
3位にはアメリカのジェイソン・ブラウンが(94・86点)、4位にフランスのケビン・エイモズ(94・69点)、5位にロシアのミハエル・コリャダ(93・42点)と続いている。
総合順位では、日本は11ポイントと4ポイントを獲得し、計42ポイントで1位ロシア(49ポイント)、2位アメリカ(47ポイント)を追う3位につけている。
翌16日にはアイスダンスのフリーダンス、男子シングルのフリースケーティングが行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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