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「14時間集団暴行」の“悪質いじめ”はウソだった! 韓国バレーボール界を揺るがした騒動に衝撃の新事実が発覚!

THE DIGEST編集部

2021.04.25

告発内容の捏造が判明したが、現時点でパク・サンハに引退を撤回する考えはないようだ。(C)Getty Images

告発内容の捏造が判明したが、現時点でパク・サンハに引退を撤回する考えはないようだ。(C)Getty Images

 急転直下の展開に、韓国バレーボール界が揺れに揺れている。

 女子バレーボールのアイドル的存在だった、イ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹に端を発する“いじめ告発騒動”。複数の現役選手が過去の加害者として矢面に立たされるなか、潔く自身の非を認めて謝罪し、引退を決意した男子選手がいた。元韓国男子バレーボール代表のパク・サンハである。
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 2月22日、韓国プロバレーボールリーグ(Vリーグ)のサムソン火災は緊急声明を発表した。「本チーム所属のパク・サンハ選手が学生時代に2度の暴力事件に関与していた事実を認め、本日をもって現役引退する旨を伝えてきた」と明かしたのだ。その3日前にコミュニティサイトに掲載された暴露投稿を受けての、まさに電撃的な引退だった。

 告発の内容は苛烈を極めた。「14時間集団暴行」「入学式の次の日から始まった」「理由は田舎者だから」「前歯2本が抜け、肋骨にひびが入って1か月近く入院」といった悪質なもので、とくに集団暴行については「午後6時から翌日午前4時まで殴られ続けた。気絶もしたが、寝て起きては殴られるの繰り返しが本当に怖かったし、いまでもトラウマに感じている」と綴られていた。韓国国内に衝撃を与え、大バッシングの嵐が吹き荒れたのは語るべくもない。
 
 すぐさま、パク・サンハも自身の言葉で謝罪文を発表。「中学時代に友人を殴った事実があり、高校時代にも宿舎で殴った事実がある。拭えない痛みを与えたことに対する責任を痛感し、引退して反省する気持ちで生きていく。まだご連絡できていない方にも謝罪したい」と真摯な態度を示した。

 だが一方で、34歳のベテランは確固たる姿勢も貫いた。投稿内容の情報について、まったく関知していないものが多く含まれていると主張。「ネット上で書かれていた同期生の拉致および監禁、14時間に渡る集団暴行などはまったく事実に反している」と完全否定し、「今後この件については法的対応を視野に入れながら真実を解明したい」と決意を語っていた。

 そしてあれから2か月、事態は信じられない急展開をみせるのだ。

参照元●スポーツソウル日本語版
いじめ疑惑で引退宣言の韓国バレー選手、被害者の暴露は“ウソ”だった「有名人の名前を挙げただけ」

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