５月４日、DDTプロレスは、東京・後楽園ホールで「MAX BUMP 2021」を無観客で開催した。
この日の第3試合では、KO-D8人タッグ王座を保持するチーム・サラブレッド（高木、納谷幸男、力、なべやかん）に、中村圭吾、岡谷英樹、小嶋斗偉、高鹿佑也のDDT若手カルテットが挑戦。若手軍は捨て身の攻撃で王者組を追い込んだが、スワンダイブで飛び込んだ中村を高木がスタナーで迎撃。さらにシットダウンひまわりボムを見舞って、中村から３カウントを奪取し、初防衛に成功した。
試合後、王者組が退場した時だった。プロレスリング・ノアの拳王が正装で現れてリングインし、「名ばかりの社長だけど、アンタに言いたいことがある。この度は新型コロナウイルスに感染して、ご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
これに高木は「拳王、頭を上げろ！」と言うや否や、腹を蹴って、渾身のスタナー。そして、「らしくないな。『サイバーファイトフェス』に出ないとか好き放題言ってるけど、みんな社員、会社中の全員、これに懸けてんだよ！『出ない』とかなめたこと言ってんじゃねぇぞ、クソガキ」と激怒。さらに「社長として命令してやる。拳王！ 金剛！ 6.6『サイバーファイトフェス』、さいたまSA大会に出ろ！ 俺たちがやってやる」と逆指名した。
拳王も黙ってはいない。「なにが社長としてだ！ テメーなんか、ノアのことなんとも思ってないだろ。この汚ねぇリングのDDTのことしか思ってないだろ！」とあらためてボイコットを宣言した。
「昨日、ノアのリングに竹下（幸之介）が上がったな。汚ねぇTシャツ着て。熱量を感じない？ それはそうだろ！ テメーらと闘っても熱くなれないんだよ！ テメーらと闘うんだったらな、丸藤（正道）や杉浦（貴）のほうがいいよ。GHCヘビー級チャンピオンの武藤敬司と闘ってたほうが熱くなれるんだよ！
テメーらみたいな、学芸会の延長線上でプロレスやっているような、テメーらなんか、プロレスなんかすんじゃないよ！ 俺たちのジャマなんだよ！ ノアの社長とか言ってんじゃないよ！『サイバーフェスに上がれ？』、金剛の相手になるヤツがいるのか！ この汚っねぇDDTのリングに俺の相手になるヤツなんかいなんだよ！ だから、『サイバーフェス』、金剛、出ないぞ！」
【動画】「汚ねぇリングのDDT」拳王が高木社長へ暴言！ 坂口との睨み合いシーンはこちら ここで、DDTの“武闘派”である坂口征夫が登場。高木は「『サイバーファイトフェス』、DDTはいつだって闘う用意ができてんだよ！ 金剛vsDDT、全面戦争、やってやるよ！」と宣戦布告した。
DDTと金剛が対抗戦に臨むのは、昨年6月6日の無観客配信マッチでの高木、樋口、松永智充組VS拳王、北宮、覇王組戦以来、1年ぶりとなる。だが、出場拒否を宣言した拳王は、この挑発に対して素直に出てくるのか注目が集まる。
バックステージで、拳王と睨み合った坂口は、「人のリングに土足で上がってきて、詫びを入れたかと思ったら、ベラベラベラベラよくしゃべるな、マッシュルーム坊やは。DDTにケンカ売ってんのか？ なめんなよ、DDT」と怒りを露わにした。
大会終了後、「サイバーファイトフェス」で高木、彰人、樋口和貞、坂口、吉村直巳、納谷、岡谷組VS拳王、中嶋、マサ北宮、征矢学、覇王、仁王、タダスケ組の14人タッグマッチの開催を正式決定。昨年は水と油でまったく噛み合わなかった両陣営だが、坂口と拳王の絡みは気になるところだ。
文●どら増田
この日の第3試合では、KO-D8人タッグ王座を保持するチーム・サラブレッド（高木、納谷幸男、力、なべやかん）に、中村圭吾、岡谷英樹、小嶋斗偉、高鹿佑也のDDT若手カルテットが挑戦。若手軍は捨て身の攻撃で王者組を追い込んだが、スワンダイブで飛び込んだ中村を高木がスタナーで迎撃。さらにシットダウンひまわりボムを見舞って、中村から３カウントを奪取し、初防衛に成功した。
試合後、王者組が退場した時だった。プロレスリング・ノアの拳王が正装で現れてリングインし、「名ばかりの社長だけど、アンタに言いたいことがある。この度は新型コロナウイルスに感染して、ご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
これに高木は「拳王、頭を上げろ！」と言うや否や、腹を蹴って、渾身のスタナー。そして、「らしくないな。『サイバーファイトフェス』に出ないとか好き放題言ってるけど、みんな社員、会社中の全員、これに懸けてんだよ！『出ない』とかなめたこと言ってんじゃねぇぞ、クソガキ」と激怒。さらに「社長として命令してやる。拳王！ 金剛！ 6.6『サイバーファイトフェス』、さいたまSA大会に出ろ！ 俺たちがやってやる」と逆指名した。
拳王も黙ってはいない。「なにが社長としてだ！ テメーなんか、ノアのことなんとも思ってないだろ。この汚ねぇリングのDDTのことしか思ってないだろ！」とあらためてボイコットを宣言した。
「昨日、ノアのリングに竹下（幸之介）が上がったな。汚ねぇTシャツ着て。熱量を感じない？ それはそうだろ！ テメーらと闘っても熱くなれないんだよ！ テメーらと闘うんだったらな、丸藤（正道）や杉浦（貴）のほうがいいよ。GHCヘビー級チャンピオンの武藤敬司と闘ってたほうが熱くなれるんだよ！
テメーらみたいな、学芸会の延長線上でプロレスやっているような、テメーらなんか、プロレスなんかすんじゃないよ！ 俺たちのジャマなんだよ！ ノアの社長とか言ってんじゃないよ！『サイバーフェスに上がれ？』、金剛の相手になるヤツがいるのか！ この汚っねぇDDTのリングに俺の相手になるヤツなんかいなんだよ！ だから、『サイバーフェス』、金剛、出ないぞ！」
【動画】「汚ねぇリングのDDT」拳王が高木社長へ暴言！ 坂口との睨み合いシーンはこちら ここで、DDTの“武闘派”である坂口征夫が登場。高木は「『サイバーファイトフェス』、DDTはいつだって闘う用意ができてんだよ！ 金剛vsDDT、全面戦争、やってやるよ！」と宣戦布告した。
DDTと金剛が対抗戦に臨むのは、昨年6月6日の無観客配信マッチでの高木、樋口、松永智充組VS拳王、北宮、覇王組戦以来、1年ぶりとなる。だが、出場拒否を宣言した拳王は、この挑発に対して素直に出てくるのか注目が集まる。
バックステージで、拳王と睨み合った坂口は、「人のリングに土足で上がってきて、詫びを入れたかと思ったら、ベラベラベラベラよくしゃべるな、マッシュルーム坊やは。DDTにケンカ売ってんのか？ なめんなよ、DDT」と怒りを露わにした。
大会終了後、「サイバーファイトフェス」で高木、彰人、樋口和貞、坂口、吉村直巳、納谷、岡谷組VS拳王、中嶋、マサ北宮、征矢学、覇王、仁王、タダスケ組の14人タッグマッチの開催を正式決定。昨年は水と油でまったく噛み合わなかった両陣営だが、坂口と拳王の絡みは気になるところだ。
文●どら増田
