格闘技・プロレス

「あいつらが日本人に何をしたか…」メイウェザーが“お騒がせYouTuber”に激怒!その理由を米メディアで言及

THE DIGEST編集部

2021.05.08

因縁の相手へ鬱憤を溜め込んだメイウェザー(左)は、現場へ居合わせたローガン(右)の弟ジェイクと乱闘騒ぎを繰り広げた。(C)Getty Images

 戦前から緊張感が高まっている。

 来る6月6日にフロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで対戦する人気YouTuberのローガン・ポール(アメリカ)と元元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)だ。

 激しい舌戦を繰り広げてきた両雄は前哨戦から火花が散らした。"事件"が起きたのは、現地時間5月6日に会場となるハードロック・スタジアムで行なわれたフェイスオフイベント後である。

 メイウェザーが囲み取材を受けていると、ローガンの弟で同じYouTuberのジェイク・ポールが割り込み。しばらくしてから口論へ発展すると、ジェイクが元5階級王者の白いキャップを奪い取って逃走。これに激昂したメイウェザーは、「お前らは俺を軽蔑している。バカにするな!」と両陣営が入り乱れる揉み合いとなった。

 プロキャリア50戦無敗の元チャンプが露骨に憤怒した理由には、日本が絡んでいるとされている。米メディア『Boxing Scene』などによれば、ローガンは18年に来日した際に富士の樹海で自殺とみられる男性の映像を動画サイトに投稿。これに"親日家"としての一面を持つメイウェザーが「日本人への大変な無礼だ」と意見していた過去がある。

 当時、投稿が国内外で問題視されたローガンは、英公共放送『BBC』などで謝罪。新たな投稿を3週間ほど控えていたが、「成熟してレベルアップを図りたい」と挑戦的な態度を改めようとはしなかった。そんな"お騒がせYouTuber"にメイウェザーは鬱憤を溜め込み続けていたようだ。

【動画】帽子を取られてプッツン! メイウェザーと逃走するジェイクとの乱闘シーンはこちら
 ついに怒りを爆発させた44歳のレジェンドボクサーは複数メディアで、こうも言い放っている。

「俺が最後に戦ったのは日本だ。その日本であいつらが何をしたかは忘れもしない。あいつらが日本人へしたことにちゃんと金を払って詫びなきゃいけない」

 度重なる問題行動についにヒートアップしたメイウェザー。2018年12月の那須川天心戦以来、試合から遠のいているレジェンドは、快哉を叫べるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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