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格闘技・プロレス

「中心が凹んでいる…」高速左ハイキックで一撃! ベラトール戦士の“戦慄の顔面陥没KO”に米メディアも驚き

THE DIGEST編集部

2021.05.09

強烈な一撃を見舞い、ライバルを文字通り“一蹴”したのが、ペイジだ。※写真は2016年のもの(C)Getty Images

強烈な一撃を見舞い、ライバルを文字通り“一蹴”したのが、ペイジだ。※写真は2016年のもの(C)Getty Images

 戦慄のKO劇だ。

 現地時間5月7日、アメリカの総合格闘技団体『Bellator』は、コネチカット州で「Bellator258」を開催。175ポンド級マッチでは、マイケル・ペイジ(イギリス)と、デレク・アンダーソン(アメリカ)が激突した。

 ほんの一瞬の出来事だった。1ラウンドが残り1分を切ろうかとした時、攻勢を強めていたペイジの鋭い左ハイキックが炸裂。アンダーソンの顔面にもろにヒットしたのだ。

 幼少期からテコンドーや空手、カンフーなどに明け暮れてきたペイジ。そんな打撃の名手の強烈な一撃を受け、アンダーソンはガクッと腰を落とすも、すぐに体勢を立て直す。そしてファイトアピールをしたが、彼の鼻は完全に陥没。これを見たレフェリーは、すぐさま試合終了を告げた。

“ヴェノム(毒)”の異名を持つペイジは、これまでにも数々の超絶KO劇の主役となってきた。それだけにあらためてその破壊力を誇示した今回のパフォーマンスに、反響が相次いでいる。米メディア『MMA Fighting』は、「ペイジのクリーンヒットは敵の鼻を破壊した」と驚異的な強さを強調した。

【動画】ペイジが放った戦慄の顔面キック! ぺちゃんこになったアンダーソンの鼻はこちら
「ペイジの顔面蹴りをもろに受けたアンダーソンの状態は、誰が見ても明らかなように、とうてい戦いを続行できるものではなかった。顔の中心は凹んでいるように見え、鼻は明らかにひん曲がっていたからだ。ドクターやレフェリーが本人の意思とは異なり、試合を止めるのも無理はなかった」

 また、米放送局『ESPN』は、「ペイジの強烈な蹴りは、ライバルの鼻を血で染め上げた」とレポートしている。

「アンダーソンの顔面を破壊したペイジの蹴りは、彼の強さを証明するに十分なものだった。その躊躇のない左ハイキックは、ライバルの顔を捉え、試合続行を不可能とさせた。あれは誰が受けてもひとたまりもないものだ」

 試合後にペイジの鮮烈パフォーマンスを称えたアンダーソン。脳へのダメージなどが懸念されるが、まずはひと安心といったところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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