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ゴルフ

「勝利数が止まらないように…」稲見萌寧が圧巻の“12戦5勝!2位と6打差の完勝を飾る【中京TV・ブリヂストン】

THE DIGEST編集部

2021.05.23

今年に入ってから異次元のゴルフを見せ続けている稲見。今大会は2位に6打差をつける圧勝だった。(C)Getty Images

今年に入ってから異次元のゴルフを見せ続けている稲見。今大会は2位に6打差をつける圧勝だった。(C)Getty Images

 5月23日、悪天候の影響で36ホールの短縮競技となった国内女子ツアー『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』(愛知県/中京ゴルフ倶楽部石野コース)の全日程が終了。単独首位で最終日を迎えた稲見萌寧は4つスコアを伸ばし、通算15アンダーで今季6勝目、通算7勝目を獲得した。

【動画】「明日はまた新たな気持ちで頑張ります!」単独首位に立つ稲見のコメント映像をチェック

 第1ラウンドでツアー最多記録の13バーディ(・2ボギー)をマークした稲見は、2位と5打差で最終ラウンドをスタート。出だしから1、3番でバーディを奪って滑り出すと、ボギーをたたくことなく後半へ。その後も11、16番でスコアを伸ばし、4バーディ・ノーボギーの「68」でホールアウト。2位に6打差をつける独走での勝利となった。
 
 優勝会見では「全体的に勝利数が取れていることが本当にうれしい」と喜んだ稲見。プレー中の心境としては「前半は気を抜かずに、差を縮められないようにという気持ちで回っていた」といい、後半からは「ノーボギーでこれていたので、ボギーを打たないで回り切ろうと目標を立てた」と語っている。

 これで今年は12戦5勝。この好調の要因については「負けたくないという気持ちが強いことと、去年に比べてパターが入ってくれる回数が増えたかな」と分析し、来週以降に向けて「またここで勝利数が止まらないように、これからもどんどん毎週上位でプレーをしていたい」と意気込んだ。

 6打差の2位につけたのは、前週優勝の大里桃子。8アンダー・3位には古江彩佳、7アンダー・4位タイには小祝さくら、青木瀬令奈ら4選手が並んだ。前々週に国内メジャー初優勝を飾った西村優菜は4アンダー・9位タイ、国内メジャー2勝の原英莉花は4オーバー・64位タイで2日間の戦いを終えている。

構成●THE DIGEST編集部

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