バレーボール

「急速な展開に追いつけなかった」日韓戦を制した“火の鳥NIPPON”に韓国メディアが脱帽!「揺さぶれなかった」

THE DIGEST編集部

2021.05.28

華麗なトス回しで韓国を翻弄したセッターの籾井。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 現地時間5月27日、イタリア・リミニでバレーボール国際大会『ネーションズリーグ』の女子予選ラウンド第3戦が行なわれ、日本代表が世界ランク10位の韓国と対戦。セットカウント3-0(25-18、25-18、27-25)で見事勝利を収めている。

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 開幕からタイ、中国戦とストレート勝利した勢いはこの日も止まらなかった。1勝1敗としていた韓国に対し、日本は序盤から安定した試合運びでリードを奪う。7点差をつけて第1セットを奪うと、続く2セットも同スコアで危なげなく連取した。

 第3セットは2-8と大きく点差を広げられたが、徐々にその差を縮めてデュースへもつれ込む。そして最後は、籾井あき(JT)からトスを受けた古賀紗理那(NEC)の3連続ポイントで決着。韓国を圧倒し、これで開幕から3戦連続のストレート勝利となった。
 

 今回の結果を受け、韓国のバレーボール専門メディア『THE SPIKE』は「韓国が1勝2敗で第1週を終える」との見出しで記事を掲載。開幕からここまでの3試合を振り返るとともに、今回の日韓戦について「良い点と悪い点が浮き彫りになった」と評している。

 また、韓国代表の課題として「サーブの積極性」と「ブロック時の動き」を指摘し、「特に日本戦では、この2つの要素が大きくクローズアップされた」と言及。「サーブで相手のレシーブを揺さぶることができない一方、韓国のミドルブロッカーは籾井あきの急速な展開にほとんど追いつけなかった」とレポートした。

 開幕から3連勝と絶好の滑り出しを切った日本は、5月31日から3日間にかけてブラジル、イタリア、ロシアとの連戦に臨む。3日間の休みを挟み、第2週ではどのような活躍を見せるのか。さらなる飛躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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