現地時間5月29日、イタリアのリミニでバレーボールの国際大会『ネーションズリーグ』の男子予選ラウンドの第2戦が行なわれ、世界ランク15位のオランダに日本代表はフルセットの末、セットカウント3-2(22-25、23-25、25-22、25-17、15-8)で勝利した。
中垣内祐一監督が発熱のため不在のとなった大会2戦目。平均身長2メートル超える世界屈指の高さを誇るオランダに、龍神NIPPONは初戦と同様に、藤井直伸、石川祐希、山内晶、清水邦広、小野寺太志、髙橋藍、そしてリベロに山本智大をスタメン起用した。
序盤は小野寺の3連続エースで14-10と4点差とした日本だったが、徐々にミスが悪目立ち。相手にエースを決められるなど徐々に追い上げられ結局22-25で第1セットを落とす。
迎えた第2セットは、山内に代わり髙橋健太郎をコートに送り出し、終盤まで一進一退の攻防と粘るも、オランダの主砲ニミルの強打を止められずにセットカウント0-2と追い込まれてしまう。
後が無くなった日本は、第3セット途中から清水、藤井を下げて大塚達宣、関田誠大を抜擢。すると、終盤まで一進一退の攻防が続いたが、キャプテンの石川がフェイントとブロックで3連続ポイントを貢献して25-22で1セットを返した。その勢いのまま、迎えた第4セットも、大学生コンビである髙橋藍や大塚の躍動が光って連取した。
最終セットは、2連続ブロックポイントでリズムをつくると、髙橋健のクイックや髙橋藍のバックアタックなどでリードを広げ、最後は相手のサーブミスで15-8でオランダを下した。
試合後、両チーム最多の26点を挙げた19歳の髙橋藍は、「1、2セット目を取られたのはメンタル的に厳しい部分もあった」と振り返りながらも、「『自分たちがやってきたことを出し切ることが全て』と石川キャプテンが言っていたので、その言葉を信じて、自分たちが今までやってきたことを出したことが勝利につながった」と勝因を明かした。
日曜日のロシア戦に向けては「1セット目から自分たちがやってきたことを出し切って、3セットで勝ちきることを目標に頑張りたい」と意気込んだ。
今大会は16チームが参加しており、1回戦総当たりの1次リーグで順位を競い、上位4チームが決勝大会に進む。東京オリンピック前最後の国際大会で、どの様なプレーを見せてくれるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【男子バレーボールPHOTO】最年少ながら19得点!中国戦で躍動した髙橋藍を特集!
中垣内祐一監督が発熱のため不在のとなった大会2戦目。平均身長2メートル超える世界屈指の高さを誇るオランダに、龍神NIPPONは初戦と同様に、藤井直伸、石川祐希、山内晶、清水邦広、小野寺太志、髙橋藍、そしてリベロに山本智大をスタメン起用した。
序盤は小野寺の3連続エースで14-10と4点差とした日本だったが、徐々にミスが悪目立ち。相手にエースを決められるなど徐々に追い上げられ結局22-25で第1セットを落とす。
迎えた第2セットは、山内に代わり髙橋健太郎をコートに送り出し、終盤まで一進一退の攻防と粘るも、オランダの主砲ニミルの強打を止められずにセットカウント0-2と追い込まれてしまう。
後が無くなった日本は、第3セット途中から清水、藤井を下げて大塚達宣、関田誠大を抜擢。すると、終盤まで一進一退の攻防が続いたが、キャプテンの石川がフェイントとブロックで3連続ポイントを貢献して25-22で1セットを返した。その勢いのまま、迎えた第4セットも、大学生コンビである髙橋藍や大塚の躍動が光って連取した。
最終セットは、2連続ブロックポイントでリズムをつくると、髙橋健のクイックや髙橋藍のバックアタックなどでリードを広げ、最後は相手のサーブミスで15-8でオランダを下した。
試合後、両チーム最多の26点を挙げた19歳の髙橋藍は、「1、2セット目を取られたのはメンタル的に厳しい部分もあった」と振り返りながらも、「『自分たちがやってきたことを出し切ることが全て』と石川キャプテンが言っていたので、その言葉を信じて、自分たちが今までやってきたことを出したことが勝利につながった」と勝因を明かした。
日曜日のロシア戦に向けては「1セット目から自分たちがやってきたことを出し切って、3セットで勝ちきることを目標に頑張りたい」と意気込んだ。
今大会は16チームが参加しており、1回戦総当たりの1次リーグで順位を競い、上位4チームが決勝大会に進む。東京オリンピック前最後の国際大会で、どの様なプレーを見せてくれるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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