６月10日、国内女子ツアー『宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』（兵庫県／六甲国際ゴルフ倶楽部）が開幕。初日は通算５勝の比嘉真美子が10バーディ・２ボギーの「64」で回り、２年ぶりツアー優勝に向けて単独首位スタートを切った。

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　前週大会は第２ラウンドで腰痛のため途中棄権をした比嘉。入念に治療をして迎えたこの日は、スタートから幸先良く３連続バーディで滑り出す。さらにその後、２つボギーを叩いたものの、ホールアウトまで７つのバーディをマーク。２位に２打差をつける８アンダーで第１ラウンドを締めくくっている。
  　オンライン会見では「すごくパターが入ってくれた」と好スコアの要因を挙げたうえで、「ティショットが結構曲がっていたので、そこを改善して気持ちよく振っていけたら」と課題点を分析。腰の状態については「まだ100％良いという感じではない」としながらも、「良い方向には向かっている」と説明している。

　また、先週は米メジャー『全米女子オープン』で優勝した笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフを見ていたようで、「ふたりのプレーを見てもっともっと強くなりたい、日本ツアーでも、海外メジャーに出れるチャンスがあった時も、もっともっと強い姿で成長したいと強く思った」と刺激を受けたことを明かした。

　首位の２打差につけるのは、臼井麗香、山下美夢有、西村優菜、葭葉ルミ、稲見萌寧の５選手だ。賞金ランキング１位の小祝さくらは２アンダー・27位タイ。ディフェンディングチャンピオンの鈴木愛は、原英莉花らと並んで１アンダー・39位タイで２日目へ進んでいる。

構成●THE DIGEST編集部