フィリピンの国民的英雄からも嬉しい祝辞が届いた。

　現地６月６日、米女子ツアーのメジャー第２戦『全米女子オープン』（米カリフォルニア州／ザ・オリンピッククラブ・レイクコース）は最終日を迎え、19歳の笹生優花が畑岡奈紗とのプレーオフを制してメジャー初制覇を飾った。
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　2008年大会のパク・インビと並ぶ史上最年少優勝（19歳11か月17日）だ。日本はもちろん、もうひとつの母国であるフィリピンでも国を挙げた一大セレブレーションとなっており、現地メディアは「新たな歴史を作った」「ニュースターの誕生」「国民に勇気と感動を与えた」などと矢継ぎ早に取り上げ、その偉業を称えている。
  　そして、同国が誇る英雄も公式ツイッターで笹生を激賞した。ほかでもない、ボクシングの世界６階級王者でＷＢＡ世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオそのひとだ。タガログ語で「バンザイ！」と書き出し、次のように英語で続けた。

「歴史ある2021全米女子オープンで史上最年少王者に輝いた君は、フィリピン人の偉大さを世界中に見せつけてくれたね。僕もすべてのフィリピン国民と一緒に、君の勝利をお祝いさせてもらうよ。君は僕たちの誇りだ」

　新女王は６月24日に開幕する次なるメジャー第３戦、『KPMG全米女子プロゴルフ選手権』（米ジョージア州／アトランタ・アスレチック・クラブ）にも出場する予定。世界中が注目するなかでどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、特大の期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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