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ゴルフ

「今度こそ優勝したって言える」青木瀬令奈が涙の逆転V!4年ぶり2勝目を飾る【サントリーレディス】

THE DIGEST編集部

2021.06.13

優勝インタビューでは歓喜の涙をこぼした青木。8月に開催される海外メジャー「AIG女子オープン」出場権も手にした。(C)Getty Images

優勝インタビューでは歓喜の涙をこぼした青木。8月に開催される海外メジャー「AIG女子オープン」出場権も手にした。(C)Getty Images

 6月13日、国内女子ツアー『宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(兵庫県/六甲国際ゴルフ倶楽部)は大会全日程を終え、青木瀬令奈が通算17アンダーでホールアウト。2017年『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』以来となる4年ぶりのツアー2勝目を飾った。

【動画】青木瀬令奈が4打差から逆転!JLPGAが公開した最終日フォトギャラリーをチェック!

 3日間を12アンダーで回っていた青木。4打差の2位から逆転を狙ったこの日は5番からバーディを奪うと、8番でもスコアを伸ばしてハーフターンを迎える。さらに後半も10、16番をバーディとして順調なペースでラウンドを進め、5バーディ、ノーボギーの「67」でフィニッシュ。最後まで勝負のわからなかった大混戦を見事1打差で制した。
 
 初優勝した際は悪天候で2日間大会だったこともあり、会見では「胸を張って今度こそ優勝したって言えるなと、ホッとした気持ち」と心境を表現。「特に今年は不振でしんどかったですし、そんな中で2015年から大変なときも支え続けてくれて励まし続けてくれた大西(翔太)コーチに感謝の気持ちでいっぱい」と思いを明かしている。

 また、今年5勝を挙げている稲見萌寧との優勝争いには、「要所要所ですごくいいゴルフをしてくれたので、私自身も最後まで気を引き締めながらできた。本当にいいメンバーで回れてありがたかった」とコメント。今後へは「これから先もひとつひとつの積み重ねを怠ることなく、また3勝目に向かって頑張りたい」と意気込みを語った。

 単独首位から出た稲見は最終日にスコアを伸ばせず、山下美夢有、西郷真央と並んで16アンダーの2位フィニッシュ。賞金ランキング1位の小祝さくらは15アンダー・5位、今季3勝の古江彩佳は13アンダー・7位タイで4日間の戦いを終えている。

構成●THE DIGEST編集部
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