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格闘技・プロレス

「鷹木、テメェの首も…」ヤングライオンを蹴散らした鈴木みのる、IWGP世界ヘビーに不敵発言!「狙ってんの忘れんなよ?」

どら増田

2021.06.15

上村に力の違いを見せつけ、勝利した鈴木みのるは、ベルト戦線への参戦を匂わせた。(C)新日本プロレス

上村に力の違いを見せつけ、勝利した鈴木みのるは、ベルト戦線への参戦を匂わせた。(C)新日本プロレス

 6月14日、新日本プロレスは、新シリーズ『KIZUNA ROAD』を後楽園ホールで開幕。注目のオープニングマッチは、ヤングライオンの上村優也が、シングルマッチ戦の目標としていた鈴木みのると念願の対決をした。

 序盤から主導権を握ったみのるは、巧みなグラウンドテクニックと強烈な打撃で、上村を圧倒。それでも必死に食らいつくヤングライオンに、場内からは発破をかけるかのような拍手が送られていたが、最後はみのるがガッチリ逆片エビ固めで捕獲。ギブアップを奪って試合を決めた。

 余裕の試合運びで勝利したみのるは、バックステージで、「おいボク、いやお坊ちゃん、いやいやいやいや上村クーン、いつでもやってやるぞ~。いつでもブチ殺してやるぞ~」と“世界一性格の悪い男”らしくにやけた。

「お前、気づいただろ。“飛車角落ち”ってのはこういう試合のことを言うんだよ、ハハハハ! 俺の前に立つヤツはな、若手だろうがベテランだろうが、日本人だろうが、ヨソの国の人間だろうが、俺の前に立とうとするヤツは、ブチのめす、それだけだ」
 
 さらに、「おお、そうだそうだそうだ、オイ新日本、IWGP世界ヘビー級、いつでも俺が狙ってんの忘れんなよ? いつでも、だ! オイ、チャンピオン鷹木、テメェの首も、“正々堂々と”なんて言ってねぇだろ? “いつでもどこでも”だ! ハハー!」と昨年、NEVER無差別級王座を争ったIWGP世界ヘビー級チャンピオンの鷹木信悟に矛先を向けた。

 一方、健闘しながらも敗れた上村は、悔しさをかみしめるように何とかインタビュースペースへ来ると、「クソー! 悔しい! 今までさんざん生意気言って、ブチ当たってはボコボコにされ、そりゃ、あんなのにケンカ売ったら、怖いし、痛てぇよ。でも、俺はプロレスラーだよ。リング上なら、誰が相手だろうと、行くしかないでしょ」と漏らした。

 それでも、「鈴木みのる。いまのまま、強いままでいろ。必ず、勝ってやる。それまでは絶対に、いまのまま、強いままの、鈴木みのるでいろ。俺が勝つまでは。絶対勝ってやる!」と目をギラつかせながら控室へ戻った。

◆新日本プロレス◆
『KIZUNA ROAD』
2021年6月14日
東京・後楽園ホール
観衆 347人
▼シングルマッチ(20分1本勝負)
●上村優也(13分55秒 逆片エビ固め)鈴木みのる○

文●どら増田
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