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「土下座しますよ」無念の鉄棒落下で東京五輪を終えた内村航平が本音を吐露!「僕はもう主役じゃない」

THE DIGEST編集部

2021.07.24

痛恨のミスで東京五輪を後にした内村が苦しい胸の内を明かした。(C)Getty Images

痛恨のミスで東京五輪を後にした内村が苦しい胸の内を明かした。(C)Getty Images

 種目別・鉄棒の予選に臨んだ内村航平は、連続した大技を決めて迎えた中盤にひねりで失敗し、痛恨の落下。13.866点で決勝進出条件をクリアできず、東京五輪での戦いを終えた。

 競技終了後にテレビインタビューに応じた32歳。国内予選会で個人出場枠を争った米倉英信への想いを述べながら、ときに清々しい表情を浮かべて言葉を紡いだ。

「米倉に土下座して謝りたいですね。本当にそんな気持ちです。自分としては、代表が決まってから強い気持ちでやってきたつもりでしたけど、本当に、つもりだったのかなっていう。すごいネガティブなことしか、いま出てこないんですけど、やってしまったことは取り返しがつかないので。これ以上オリンピックで演技することはできないし、かなり現実をいま、受け止めています。試合も見ていましたけど、若干、心ここにあらずみたいな感じで後輩たちの演技、亀山(耕平)のあん馬の演技も見ていていました」
 
 後輩たちの演技を見ながら、「若干、体操をするのはもういいのかなと思っちゃったりもしました。やることじゃなくて、やっぱり後輩たちに伝えていかないといけない立場だと思ったし。ましてや(五輪は)4回目ですしね」としみじみ語った。

 そして、視聴者に向けたメッセージを振られると、「もう土下座しますよ。それぐらいほんとに申し訳ないです。でも、僕はもう主役じゃない。団体の4人、亀山とか決勝に残っているんで。彼らが主役です」と答えた。

構成●THE DIGEST編集部

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