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「感動に打ち震える!」大橋悠依が勝ち取った“涙の金メダル”に海外記者も感嘆!「非現実的な泳ぎだ」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.25

初出場から五輪の頂点に立った大橋。日本の金メダルは柔道の高藤に続く2個目となった。(C)Getty Images

 東京オリンピック3日目の7月25日、東京アクアティクスセンターで行なわれた女子400メートル個人メドレー決勝に大橋悠依(イトマン東進)が登場。4分32秒08のタイムで他の選手を圧倒し、今大会の日本競泳第1号となる金メダルを獲得した。

 2016年リオ五輪代表選考会で3位と代表を逃し、今大会は5年越しで五輪の舞台を迎えた大橋。第3レーンからのスタートとなったこの日はバタフライを3位でターンすると、続く背泳ぎで先頭に立ち、その後もさらに平泳ぎで後続を突き放す。最後の自由形もリードを保ち、圧倒的な差でフィニッシュとなった。
 
 この結果に海外でも反響が広がっている。米紙『USA Today』のクリス・ブンバカ記者は「ウェヤントは昨晩より速い泳ぎだったにもかかわらず、銀メダルだった」としたうえで、「日本のオオハシは非現実的な泳ぎ(特に平泳ぎ)で金メダルを獲得した」とツイートした。

 さらに英スポーツメディア『Sky Sports』などに執筆しているマーク・ドレイヤー記者は「ユイ・オオハシが400メートル個人メドレーで優勝し、日本にとって2つ目の金メダルを獲得した」と速報すると、中継映像を撮影した1枚とともに「感動に打ち震える」と反応している。

 レース後は感情をこらえきれず涙を流す場面もあった大橋。レース後のインタビューでは「明日からまた200が始まるので頭を切り替えて頑張りたい」と語っており、明日以降のレースにも期待が高まる。

構成●THE DIGEST編集部