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「最高の競技のひとつだ!」日本が繰り広げた“熱すぎる”ソフトボール決勝に米記者感動!「次にいつ見られるのか」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.28

13年ぶりの金メダルに喜びを爆発させる日本代表。気迫溢れるプレーの数々に米記者からも賛辞が寄せられている。(C)Getty Images

13年ぶりの金メダルに喜びを爆発させる日本代表。気迫溢れるプレーの数々に米記者からも賛辞が寄せられている。(C)Getty Images

 13年越しの“連覇”だ。

 東京五輪5日目の7月27日、神奈川県の横浜スタジアムにてソフトボール女子決勝が行なわれ、日本は前日の予選リーグ最終戦でサヨナラ負けを喫したアメリカと激突。これまで何度も頂点を争ってきた宿敵を相手に2対0で勝利を収め、2008年北京大会以来となる2度目の金メダルを獲得した。

 この日、まず試合が動いたのは4回2死一、三塁の場面。渥美万奈がヘッドスライディングの内野安打で先制点をもぎ取ると、続く5回には藤田倭が速球をライト前に運び、大きな2点目をマークする。その後は守備でもスーパープレーが続き、最後は再登板したベテラン上野由岐子が3つのアウトを並べて13年越しの頂点を決めた。
 
 この“熱すぎる”決勝には、対戦国の米放送局『Bally Sports』のマギー・ヘンドリクス記者も「日本にとって素晴らしい大会となった。そして、アメリカも素晴らしい走りを見せてくれた」と反応。日米がハグを交わしたシーンにも触れ、「ほろ苦さが表われている。ソフトボールが次に五輪でいつ見られるのかはわからないのだ」と指摘している。

 また、米紙『The Ringer』のロジャー・シャーマン記者は、「素晴らしい相手との戦いは、銀メダルという厳しい結果となった」と結果をツイート。「ただ今大会で最も重要なのは、ウォークオフ・ヒットやとんでもないプレーの連続により、ソフトボールが最高の五輪競技のひとつと示せたことだ」と感想を綴った。

 今大会で人気が再燃したソフトボール。24年パリ五輪では再び実施競技から外れることが決まっているが、はたして次回はいつ開催となるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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