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橋岡優輝が37年ぶりの快挙!土壇場で8メートル超えジャンプで6位入賞も「悔しいです」【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.02

8メートル超えの跳躍で37年ぶりの快挙を成し遂げた橋岡。(C)Getty Images

 8月2日、東京五輪の陸上男子走り幅跳び決勝に出場した橋岡優輝(富士通)が8メートル10(無風)を記録し、6位入賞を果たした。日本選手の入賞は、1984年の臼井淳一以来の快挙だ。

 1回目の跳躍はファウルも、2回目で7メートル95(無風)をマーク。徐々に助走を合わせていった22歳は、最終6回目で8メートル10(無風)と記録を伸ばすも、メダルには届かなかった。

 優勝は8メートル41(追い風0.1メートル)のビッグジャンプを最終跳躍で魅せたギリシャのミルティアディス・テントグル。同記録ながらセカンド記録が低かったキューバのフアン・ミゲル・エチェバリアが銀メダル、そして同じくキューバのマイケル・マッソが8メートル21(追い風0.4メートル)で銅メダルと続いた。
 
 試合後に橋岡は「悔しいです」と率直な感想を口にし、「体の調子自体は悪くなかったけど、嚙み合わせの部分で上手くいってない所があったので、もう少しうまくやれてたらなという後悔はあります」と無念の表情を浮かべた。

 それでも土壇場で8メートルを超えるジャンプで37年ぶりの快挙については、以下のようにコメントしている。

「走り幅跳びという種目が入賞から離れていたにも関わらず、僕が入賞することが出来たので、これからパリに向かって良いスタートを切れるのではないかと思ってます」

 なお城山正太郎(ゼンリン)と津波響樹(大塚製薬)は、予選敗退を喫している。

構成●THE DIGEST編集部

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