東京五輪が開幕してから10日間ほどで、立て続けに大バッシングを受けている。お粗末な報道内容が世界規模で話題となっている、韓国の公営放送『MBC』だ。
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口火を切ったのは、東京五輪の開会式だった。まさにハイライトである出場国・入場行進のシーンで選手やスタッフが次々と登場するなか、同局はウクライナ選手団のところで、あろうことか画面にチェルノブイリ原発事故の写真を挿入したのである。
続けてエルサルバドル選手団にはビットコイン画像を入れ、マーシャル諸島選手団には「昔の米国の核実験場」、シリア選手団には「内戦が10年継続中」、ルーマニア選手団に対してはドラキュラ映画の画像を入れる始末。極めつけはハイチ選手団の場面で、「大統領暗殺で政局は霧の中にある」との一文を添えた。まったくの不適切な表現であり、低俗な内輪ウケに近い。世界中のメディアが取り上げて猛批判が展開された。
さらに同局は、男子サッカーのグループリーグ第2節、韓国vsルーマニア戦でも物議を醸す。韓国にとって待望の先制点が相手選手のオウンゴールによって生まれたとき、テロップに「ありがとう、マリウス・マリン」との言葉を掲載したのだ。そして柔道男子の73キロ級でアン・チャンリムが銅メダルを獲得した際には、実況アナが「私たちが望んだ色のメダルではないんですがね」と揶揄した。
一連の劣悪な報道内容やモラルの欠如について、国内外で批判の嵐が吹き荒れる。ついには同局のパク・ソンジェ社長が会見を開いて深く謝罪し、再発防止に努めると約束したが、一向に改善されていない。
韓国国内に熱狂を運んだのが、7月31日のバレーボール女子・日韓戦だ。韓国はライバルをフルセットの末に下して準々決勝進出を決めた。その試合後、国民的大スターであるキム・ヨンギョン主将のインタビュー映像で問題が起こる。『MBC』はそれを公式YouTubeチャンネルで放送したのだが、またしてもありえないミスを犯すのだ。
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口火を切ったのは、東京五輪の開会式だった。まさにハイライトである出場国・入場行進のシーンで選手やスタッフが次々と登場するなか、同局はウクライナ選手団のところで、あろうことか画面にチェルノブイリ原発事故の写真を挿入したのである。
続けてエルサルバドル選手団にはビットコイン画像を入れ、マーシャル諸島選手団には「昔の米国の核実験場」、シリア選手団には「内戦が10年継続中」、ルーマニア選手団に対してはドラキュラ映画の画像を入れる始末。極めつけはハイチ選手団の場面で、「大統領暗殺で政局は霧の中にある」との一文を添えた。まったくの不適切な表現であり、低俗な内輪ウケに近い。世界中のメディアが取り上げて猛批判が展開された。
さらに同局は、男子サッカーのグループリーグ第2節、韓国vsルーマニア戦でも物議を醸す。韓国にとって待望の先制点が相手選手のオウンゴールによって生まれたとき、テロップに「ありがとう、マリウス・マリン」との言葉を掲載したのだ。そして柔道男子の73キロ級でアン・チャンリムが銅メダルを獲得した際には、実況アナが「私たちが望んだ色のメダルではないんですがね」と揶揄した。
一連の劣悪な報道内容やモラルの欠如について、国内外で批判の嵐が吹き荒れる。ついには同局のパク・ソンジェ社長が会見を開いて深く謝罪し、再発防止に努めると約束したが、一向に改善されていない。
韓国国内に熱狂を運んだのが、7月31日のバレーボール女子・日韓戦だ。韓国はライバルをフルセットの末に下して準々決勝進出を決めた。その試合後、国民的大スターであるキム・ヨンギョン主将のインタビュー映像で問題が起こる。『MBC』はそれを公式YouTubeチャンネルで放送したのだが、またしてもありえないミスを犯すのだ。